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「文系の数学 重要事項完全習得編」を解いてみた その2(数Ⅰ 2次関数)

息子に教えるために例題を解いている。
ここでは、指導するにあたって息子に伝えたいと思ったことを覚書的に書き留めておく。

例題7

2次関数の特定の問題でサービス問題。与えられた条件によって立式の仕方が異なる。これぐらいは手が勝手に動くようにならないと。

例題8

2次関数のグラフの平行移動、対称移動の問題。
解答は頂点の移動により考えているが、敵は2次関数だけではない。関数一般にも応用できるように、代数的に解けるようになっておく必要がある(何故、そうなるかも理解しておく必要がある)。演習6は頭の体操には良いだろうが、他にもやることがたくさんあるので、割愛。

例題9

2次関数の最大最小の問題で、サービス問題。
2次関数の最大最小は、平方完成して軸(頂点)を求め、軸と定義域との関係を考えていくという基本手技は、勝手に手が動くくらいにならないといけない。

例題12

普通の2次関数の最大最小を先にやろうということで、例題10と11は後回し。
文字を含む2次関数の最大最小の問題。
本問は、文字を含むため軸が動くため、定義域と軸との位置関係によって場合分けが必要になってくる問題。このくらいは、勝手に手が動くくらいにならないといけない。
演習7は、定義域の方に文字が含まれているパターンの問題。この場合も、定義域と軸との位置関係によって場合分けをしていくことには変わりがない。演習7は必答。
この手の問題は、4Step問題集でたくさんやらされたはずで、本来、十分習熟できてないといけない。

例題10

一見すると4次関数の最大最小の問題だが、置き換えによって2次関数の最大最小の問題に帰着する。
置き換えをした場合に置き換えた文字の取り得る範囲に気をつけなければならないことは鉄則。
演習9はやりたいが、やるべきことはたくさんあるので、割愛して先を急ごう。

例題11

変数が2つ含む式の最大最小の問題。
2つある変数のうち1つを消去して、変数が1つの式に持ち込み(本問ではxの2次式になる)、その最大最小を考えればよい。
その際、消去された文字の範囲に設けられていた制限から、残された文字の取り得る範囲に制限が出てくることに注意。
演習8は、x、yどちらにも範囲の制限が設けられていないが、実数という与件から、範囲の制限がでてくることに注意。


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