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シアトル最終章

3週間の最初の数日はホームシック
(父親が嫌だと言いつつも、
 母と妹と日本食が恋しかったわ)

ホームステイ中は痩せた
食べたけれど緊張もあったので

日本食が食べたいなあと思っていたら
スーパーで巻き寿司を買ってくれたし
あとはSUSHI とかTERIYAKIと
書いてある店に
2、3回連れて行ってくれた

最後の夜、ホストマザーと
ふたりきりで遅くまで話した
「実は・・・」と教えてくれたのは
「Cayoが来る前に、エンジニアの
 ホストファザーが失業した
(当時の日本よりも、
 起こりうることではあった)
から、ホストファミリーを断ろうか
迷ったけれども来てもらえてよかった 
あなたは天使だと思う
あなたが来てくれてとっても
元気をもらったし、本当に良かった」
と言ってくれて、
お互い泣いて別れを惜しんだ

ホームステイを終えて、
バンクーバーへ移ったけれど
もう寂しくて悲しくて、気もそぞろで

もらったひつじのぬいぐるみを抱えながら
歩道をよろよろしてしまい
ちょっと危ない思いもした

その後に1週間のハワイも楽しんで、

帰国してからは、食べ癖がついてしまい
マフィンとか甘いものも食べたので
口内炎ができたり少し体重が増えた

ホストマザーとは、数年間頻繁に
文通をしていた
ホストファザーは、私の帰国後に
すぐに新しい職についたことも知った

それから、お互い住所も変わり、
いつの間にか文通は終わっていたが、
去年、ネットをダメ元で検索していたら、
まず名前と、誰かとうつった写真が出ていて
そこから奇跡的にネットで住所をみつけた!
(いまはどうやってその情報に
 たどりつけたのかわからない)

25年ぶり位に手紙を書いたら
返事が来た!!!
メルアドも教えてもらった
去年クリスマスカードももらった

だから今年も出そうと思う

元気そうだったのでとっても嬉しい

わたしはあの時のホストマザーの歳を
超えたけれども
まだ自分がとても幼いような気がして、
ちょっと不安である

続きます

ありがとう愛しています
許してくださいごめんなさい

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