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空海、大日如来についてもっと知りたいと思っていたら出会いました。そしてJoiさんの空海への思いは?

やっぱり自分の「スキ」を発信すると、出会いたかったものに会えますね。

私のこのnoteに「スキ」を付けて下さった方のnoteです。

そしてこのnoteで紹介している本。

私は、電子書籍のこの本を読みました。

空海や仏教に関しては、私もこれまでに少しずつ読んでいました。
そして「AIの進化」を世界中の人が知るようになり、それらが及ぼす社会への影響を考え始めている今、空海という人が日本で独自に生み出したともいえる?
(この本の解説だとそう言える)
「真言密教」という教えの世界。体系?

空海を知っている人は、空海や真言密教に秘められた可能性を感じている・・・、いや強くその意味を発信することの必要性を思っているのではないでしょうか。
(私が勝手に思っているということではないはずwww)

そしてこの本を引用しながら「関西弁超訳」した、たくまるさんのnote。
本当に面白い(笑)。
私が好きなのは、

無量の福徳は求めざるに自おのずから備わり、無辺の通力は営まざるに本より得たり。

大日経開題 法界浄心

限りない幸せとか徳っちゅうのは、

求めへんでもおのれに備わってるんやから、

えげつないほどの不思議な力は、

わざわざそうしようと思わんでも

すでに持ってんねんで。

たくまるさんの「関西弁超訳」

そしてたくまるさんの感想は、

「すでに持ってんねんで」とか
「持ってて気づきにくいだけやで」っていう内容は
繰り返し聞かせてくれています。
見えなくしているのは、
だいたい自分であるということも。

たくまる

私もこの「空海は、すごい」を読みながら思ったのは、そもそも人間が持っているもの(人間そのもの)が凄いのだけど、でも一方で人間の心が、大切なもの、凄いものを「見えなくしている」。

最近同じようなことを聞いたなぁと思い出したのが、福岡伸一さんの言葉。
「生命としての自分の力をもっと信じて生きよう」というようなことを言われていました。(引用元が今不明・・・)

私が雑誌「ニュートン」などのあらゆる科学の解説が好きなこともあって、
西洋哲学の入門書で読んだ西洋の神の考えかたと、仏教は違うと思いました。

それは、「仏教って、科学している」ということ。
(この本の解説だと、西洋の宗教の定義では、仏教も神道も宗教には入らないとのことです)

今の科学は、空海の時代の人たちには信じられないレベルで「宇宙」や「生命」などこの世界についての認知が深まっています。

そして「大日如来」というのは、この世界の法則のようなもの?

この物理世界の原則をイメージできたり、人間の「心」とは、どのように生成されているのかというようなことを、最新の知見や、過去から積み上がってきた文化的背景を少しでも多く知ることで、大日如来をイメージできるようになる?

知識が増えることで、迷いが減る。
そして気持ちが軽くなるのです。
私の場合。


科学の発達していない時代では、その真理を知った空海のような人が曼荼羅や修行、護摩、そしてこの本のような多くの「例え・比喩」などを用いながら、多くの人たちに「大日如来」というものを感じてもらうことで、衆生を救おうとした。

しかし、今の時代なら、次々と明らかになりつつある「この世界」についての知見をイメージできるようになると、自分たち人間を始めとするこの地球上の全てが本当に愛おしくなる。

そして、

限りない幸せとか徳っちゅうのは、

求めへんでもおのれに備わってるんやから、

えげつないほどの不思議な力は、

わざわざそうしようと思わんでも

すでに持ってんねんで。

ただ、今の社会のシステムが、それを覆い隠してしまう。
自由に振る舞えない。



「空海は、すごい」の著者 苫米地英人氏は、もともとの専攻がコンピューたのプログラミングやアルゴリズムと密接な関係を持っている「離散数理」という学問。
また認知科学者であり、インドの密教寺院の僧院長でもあるそうです。

そのような人が書いているこの本、わかりやすくて面白いです。
日本文化の中での空海の真言密教を、今の時代の文脈で考えるのには、とても参考になる本です。


そしてこの動画。
「仏教と空海で捉えた時間」

ホント、しゃべってる内容が難しいのですが、お二人が話している内容をもっとイメージ出来るようになりたい!!
(文字起こしして欲しい・・・)


苫米地さんって、有名な方なんですね・・・、シラナカッタ😅。

利休、空海から世界への発信。
でも、日本のアニメ文化の中にも、世界にはない思想、哲学があるんですね。
インターネットで世界に繋がる時代、自分が好きな日本の文化を世界へ発信することが、自分たちの大切なコミュニティにとっても、世界にとっても大切なことかもと思うようになったのです。

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