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お掃除おばちゃん綿エプロン

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 Pixivで公開してきた小説以外の文章を、
 noteに移して行きます。

(文字数:約1500文字)


 今回は、
 『掃除をしていて出くわす、
  とことん嫌なゴミ、ワースト3』
 を発表します♪

 とは言ってもラインナップそのものは、
 大方の予想から、
 大して外れもしないだろうと思いますが、

 要するには我々が、
 なぜそれらのゴミを不快に思うか訴えたいだけ。

 あと排泄物は殿堂入りに付き、論外。


第3位:タバコの吸い殻

 風に飛ばされあちらこちらに、
 わいてくるのかと思われるほどに、
 次から次へと現れる。

 道路を端まで掃き終えた、
 と思って振り返った道路にもういる。

 次はアパート内を掃除して、
 下りて出た道路にもういる。

 車に踏み潰されてフィルター部分が、
 アスファルトにへばり付いてもいる。

 しかしそのあたりはわずらわしいものの、
 まだいい。

 枯れ草とかプラスチックとか溜まっている、
 溝の中にポイッと。

 火ぃ消えてるから大丈夫やで、
 とか思ってるのかも分からんが、
 当たり前じゃ!!!
 万が一にでも消えてへんかったらどないしてくれる!!!

 そもそもそういったゴミ溜まり残してんのが悪いって?
 残念ながらその溝は道路隔てて隣の建物の敷地内、
 しかも金網越しなんだよ!
 見てて怖い怖い怖い!


第2位:飲料容器(中身入り)

 「空き缶・空きペットボトル」も困りものだけれども、
 手に持って中身が感じられる時のおぞましさ。
 表面がベタベタしていた時のえもいわれぬ不快さ。

 ……中に何が入っているか分からないだろう!!!
 置き捨てた側は、
 普通に飲み物だと知れてるから何とも思わんだろうがな!

 考え過ぎだって、
 と思われた方にはぜひ想像してほしい。

 コーヒーの空き缶を手にした時に、
 中に「固形物」らしきものを感じた時の恐怖を。

 十中八九タバコの吸い殻なんだが、
 取り出してみなければ何とも言えない。
 そして我々は取り出してやらなきゃならないんだよ!
 どこのおっさんが口にしたともしれない、
 飲み口をペンチで切り開けてな!

 更に、
 よりリアルに想像してほしい。

 「ああこの缶コーヒー中身入ってるな」
 と溝に向けてひっくり返した時に、
 出て来た液体が「黒くなかった」
 (カフェオレ系の色味ですら無かった)時の、
 指先から首筋までもが震え出す恐怖を!


第1位!

 ドラムロールドラムロールドラムロール……

 何を隠そうヤツの名は、
 デデン!

 ティッシュだ。

 全人類からティッシュをその辺の、
 道端に捨てやがろうとする脳細胞を、
 レーザー光線ででも消滅させてやりたい!

 「第2位:飲料容器」とも重なる理由だが、
 誰の何をどんだけ拭いたティッシュだか、
 皆目見当も付かないだろうが!!!

 すべからく恐怖というものは、
 「知りようもない」また
 「知りたくもない」状況から生み出されるのだ。

 ことティッシュに限ってだけは、
 中に排泄物が包んであった時の方が、
 まだ単体の一枚よりも安心する。
 少なくとも理由が分かっているからだ。

 更にアイツらは風の強い日に飛ぶんだよ!
 一旦ちり取りに収めてもなお!
 どこぞの何由来とも知れないものが!
 飛んで来て掃除中の靴先に張り付く事さえ、
 真っ平御免な代物が!

 我々とて人間でごじゃいますけぇのぉ。
 不快なものは不快と、
 本来ゴミの発生者が処理して然るべきもんじゃと、
 ボヤいていかなやっていかれへんのですわ。

 他所のビルでもお掃除おばちゃんを見つけると、
 「ありがとうございます」
 と微笑むようになりました。

何かしら心に残りましたらお願いします。頂いたサポートは切実に、私と配偶者の生活費の足しになります!