企業の課題に武芸を活かす
武芸コンサルタントという肩書を名乗り始めました。
前回の投稿はこちら。
前回までは「武術家や芸術家に対するコンサルタント」という立場について触れました。
優れたスキルを持つ方々に、新たな活躍の場を提案する。
もうひとつ、企業や組織に対しては
◯企業や組織の抱えている機会や課題に武芸を活かす
という提案をしていこうと思います。
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昨今の企業研修に関する動向をみてみると、次のようなものをテーマにしたものが散見されます。
・コミュニケーション能力
・創造力
・危機管理能力
やはり、人工知能の発展にともない、あらためて「人間力」のようなものが問われてきているのだと思います。
人工知能と人間では、得意な分野が異なります。
ここで、人間らしい能力ということで、これらのものが問われているのかと推察されます。
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わたし自身の経験から、これらの能力を磨いていくにあたり、武芸は非常に優れたツールとなります。
・誰かに何かを伝えるということ
・表現をするとはなにか
・いつ、どのような場所に、どんな危険が潜んでいるのか
武芸はそういうことをトコトンまで突き詰め、体験していく行為です。
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机上での理論ではなく、じぶんのからだとこころを全力で用いて、武芸に取り組む。
この過程を通じて学べることは、ほんとうに沢山あります。
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