見出し画像

現金、どこにいっちゃったのでしょうね?

手許現金が数百万円もあることになっている会社はヤバイ、という話。

なぜこんなことが起こるのか、2つの実例を使って説明します。

***

例1:現金での売上がメインの会社さん

・日々の売上が現金で回収。

・当然、帳面上は現金がどんどん入ってくる。

・社長、その手元現金からいくらか抜き出し、自分の生活費に使ってしまう。

・しかし、生活費なので事業経理に反映させる手段がない。

・結果「ありもしない現金」が帳面に残ってしまう。

***

例2:振込で売上が入金されている会社さん

・取引先から売上代金が振り込まれる。

・小払いの経費を支払うための現金50万円くらいを引き出す。

・しかし、実際に小払いで使用するのは30万円くらい。

・残りの20万円は社長さんが生活費で使ってしまっていた。

・やっぱり経理のしようがないので、手元現金が帳面に残ってしまう。

***

大変ざっくりした説明ですが、手許現金が数百万円に上るような企業というのは、大概がこういうことをやっています。

つまり「社長が役員報酬以外にも生活費を使っている」ということです。

#私の仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?