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人脈は流動する

間が空きました。経営指南、最終回です。
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でっかいサイズのレンダリング中なのでできることと言えばnoteを書くぐらいでして💦

さて、前回までは③までのお話でした。
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小規模経営上頼りになったのはこの4つ
①コッコさん&会計士さん
②身近な辛口アドバイザー
③先読みと運
④人脈
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④人脈について言及します

会社のイメージとして人脈が命運を分けると思いがちです。
結論から言えば、
大切なのは人脈より人脈から得た結果である。

弊社の設立当時の人脈は今は皆無です。仲違いとかではなくキューンの経営方針と活動の場が変わっているからです。ギャルゲー→コンシューマ→アニメ会社と来ているのでいつの間にか関係が薄くなるのですね。

勿論、設立当時からずっとアニメ業界にいる会社もあって、関係がより濃くなっている会社もあると思います。ですが、同じ業界でも時代は動き、若手が上に立つこともあるでしょう。結局は力関係は薄くなっていきます。
では、人脈は大切ではないのか?という結論に達すると思いますが

人脈の先物買いは大事です

例えば「~会社の社長」「~企画のプロデューサー」「出資会社のプロデューサー」とついつい肩書きに目を奪われがちですが、その下に必ず「仕事ができる人」がいます。
デスクの制作スタッフ、他業界から来たアニメには不慣れなプロデューサー、若手の演出…肩書きはないけど腕があって、悲しいかな「使われやすい人」というのは使うことにも目が肥えています。コネも沢山あります。仕事がないという時はすぐに仕事を振ってくれます。

ここの仕事ができる人脈は大切にするべきです。

頼まれたら絶対断らない。困ってたら絶対助ける。これが先物買いです。

そして、肩書きがなくても仕事につながらないと言って、絶対に無碍にしてはいけないです。「肩書きに振り回されている人に誰も仕事を振りたくないから」です。結局は人として普通に人を尊重していく。が大事な所ということですね。

それは毎日一歩一歩です。毎日声をかけたり毎日何気ないツイッターの投稿をしたり、それで仕事が来るわけでないですが、自分の人となりは理解してもらえます。それが土台になります。
人脈は縦じゃなく横を大事にしましょう!そして交流を楽しんだ人勝ちです。

そして一番大事!頑張って得た人脈であっても自慢しちゃダメ。(自分もたまにやってしまう反省)自慢した先から利益を得ようとする人が群がるんだなあこれが。

繋がる人間の良質化。とても大事です。

そして会社の命運を分けるのは人脈から発生した仕事の結果です。

要は人脈は消えども結果は残るということですね。

追記:これは小さな声でしか言えませんが、縦で物をみる方からのオファーは「使われる」前提の覚悟でその案件を受けましょう。使われる、ということはこちらにも「縦」を要求され、下を苦しませるとイコールになります。下に突き上げられ、もしかしたら去られるかもしれない、という覚悟の上で請けましょう。でもあれなんですよ。そういう仕事の方が良かれ悪かれ後に残るというジレンマ。

縦で物をみる方は上の立場の方が多く、儲かるかもしれないですし気に入られて次も使ってもらえるかもしれない。結局、究極の天秤にかけるなんですよね。


結論・大富豪に生まれたかった。

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