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疲れてる人のための7つの対策!これで脳の疲れを解消しよう


疲れてる人の特徴とその原因

疲れてる人とは、心身に過負荷がかかっている状態を指します。疲れてる人は、以下のような症状を示すことがあります。

1. 身体の疲れがとれない

  • 休み明けでも身体がだるく、肩こりや眼の奥の重さを感じることがある¹。

  • これは、自律神経の乱れ筋肉の緊張が原因です。

  • 自律神経は、心拍や血圧などの生命維持に関わる機能を調節する神経です。ストレスや不規則な生活などで自律神経が乱れると、血行が悪くなり、身体の疲れがとれにくくなります。

  • 筋肉は、身体を動かすために必要な組織です。長時間同じ姿勢でいたり、無理な動きをしたりすると、筋肉が緊張してこりや痛みを引き起こします。

2. 物事に飽きやすい

  • 同じ作業を長時間続けると、脳内の一定のネットワークに負荷が集中し、脳の神経細胞が酸化ストレスにさらされてしまう。脳が長時間高度な活動を行うことで、エネルギー源であるグルコースが不足し、脳内の酸素や栄養素のバランスが崩れることです。これにより、脳の機能が低下し、物事に集中できなくなります。

3. ネガティブ思考から抜け出せない

  • 過去や未来のことを悲観してネガティブに考え続ける反芻思考は、脳がぼーっとしているときに働くDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)が過剰活動している。心にストレスや不安、恐怖などの負の感情が溜まっていくことです。これにより、脳は自分を守るために、過去の記憶や未来の予測に没頭するようになります。しかし、これは逆に自分を苦しめることになります。

4. 怒りを制御できない

  • 脳の疲労で前頭前野の血流が低下すると、感情の制御・コントロールができなくなり、些細なことでもイライラする。自分の感情を抑えたり、相手に合わせたりすることで、感情のコントロールにエネルギーを使いすぎることです。これにより、脳は感情の調節ができなくなり、怒りや悲しみなどの感情が爆発することがあります。

5. 物忘れやうっかりミスが多い

  • 脳の疲労でワーキングメモリの容量が小さくなると、記憶力や注意力が低下し、情報処理能力が落ちる。脳が多くの情報を一時的に保持しようとすることで、記憶の容量が限界に達することです。これにより、脳は新しい情報をうまく記憶できなくなり、物忘れやうっかりミスを起こしやすくなります。

6. 文章や会話を理解しづらいときがある

  • 脳の疲労でワーキングメモリ機能が十分に発揮されなくなり、文章の内容をうまくとらえられなかったり、会話のテンポについていけなかったりする。脳が文章や会話などの言語情報を処理することで、理解力が低下することです。これにより、脳は文章や会話の意味やニュアンスを正しく捉えられなくなり、理解しづらくなります。

7. やる気が起きない

脳の疲労でグルコースの大量消費によって発生するATP(アデノシン三リン酸)が、やる気に関わる神経伝達物質「ドーパミン」の放出をブロックしてしまう。

その結果、脳がやる気を起こすために必要なドーパミンの分泌が減少することです。これにより、脳はやる気や楽しさを感じられなくなり、何をするにも気力が湧かなくなります。

疲れてるときの7つ対策

1. 適度な運動をする

  • 運動は血流を良くし、脳に酸素や栄養を送り込むことで、脳の疲労を回復させます。また、運動はストレスホルモンの分泌を抑え、気分をリフレッシュさせます。

  • ウォーキングやジョギング、ストレッチなどの軽い運動から始めてみましょう。

2. 睡眠をしっかりとる

  • 睡眠は脳のデトックス作用があると言われています。

  • 睡眠中に脳は不要な老廃物や毒素を排出し、脳細胞の修復や新しい神経回路の形成を行います。

  • 睡眠不足は脳の機能低下や認知症のリスクを高めます。

  • 一日に6~8時間程度の睡眠を目安にしましょう。

3. 栄養バランスの良い食事をとる

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