法法紙 464文字宣言
天涯孤独の疑問ではすまされないことが、
次々と腹の底から沸き上がり、拳に力が入っていく。
一体、原子力発電所は誰のためのプラントか。
一体、高速増殖炉は誰のための装置か。
六ヶ所村の再処理工場とはなんのための存在するのか。
さて、高レベル放射性廃棄物を一体どうするのか。
この壮大な無駄、労力、金銭、時間を考えれば、愚かさの極限にある、全てがうそであった。
1万年後が問題なのでなく、明日の生命がかかってくる。
高レベル放射性廃棄物の時間を、我々もその時間を共有し実感する事は不可能だ。
我々の前に甦る遺跡の発掘をしながら一万年を考えるロマンではない。
人類が新しい遺跡を残そうとしているのだ。
そこに、地下の大汚染が起こる。そうした不幸を想像出来ない者がある。
しかし、実際に悲劇が起こるのはそう遠いことではなく。ここ100年の物語だ。
日本人がこの事実を見て判断し、行動できないなら、人間の看板などはおろしたほうがよい。
これは、平和どころか悪魔の所業です。
人間と共存させてはならない技術です。
僕は死ぬまでこの産業の
完全消滅に骨おります。
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