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ペイント大全マスターズ:ベーシスト列伝〜コルクシート→斜面 奏法〜

よくぞ来た。ミニチュアのいる場所には、当然色々な情景がありうる。ベースデコレートは、ミニチュアの完成度、臨場感、物語性を高めてくれるものだ。

「テクスチャーサンド伝説」では、シンプルかつ基本となる「岩の転がる野外」のベースデコレートを紹介した。「ベーシスト列伝:石畳」では、ダンジョンの回廊を思わせる石畳をボール紙で仕上げた。どちらもベースの上面にテクスチャーを作って、そこにミニチュアを置くというやり方だ。

今日は、ベースに高低差のあるスロープ(斜面)をつける方法を紹介しよう。


高さのあるベースの例

高低差のあるベース、あるいは斜面のあるベースは、実感が増すだけでなく、水平ベースよりも表面積が増えるぶん、小物をあしらったりして、ドラマも語りやすくなる。普段から高さのあるベースに載せているなら別だけど、高さがあると、水平な地面で仕上げている他のミニチュアたちよりもひときわ特別感が出るものさ(ミニチュアの世界では、「強いやつほど高い場所に立ちたがる」という傾向があり、彼らは実際、よく目立ってくれる)。

いくつか完成例を見てみようか。

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