よくぞ来た。「テクスチャーサンド伝説」では、岩の転がる野外のベースデコレートを紹介したけど、ミニチュアのいる場所には、当然色々な情景がありうる。今日は、野外と並んでオールドスクール・ファンタジーによく合うベースデコレートの一つ「石畳」の手軽な製作法を紹介しよう。手軽だからと言って、出来がお粗末な物にはならないぜ。身近な物を材料にスゲエ物を作る。それが「情景野獣〜シーナリービースト〜」の本領だからだ。

今回紹介する「石畳」は、ショウケースでミミックのベースとなる（石畳のペイントは「ショウケース：ミミック製作伝説（後編）」を見てくれ）。

ハーミットイン商店では、世界で唯一アザーワールドミニチュア製「石畳メタルベース」を個別販売しているから、自作しなくても25ミリサイズの石畳ベースを入手することはできる。とはいえ、20ミリや40ミリの石畳ベースは現在販売していない。それに今後、君は情景モデルや、ジオラマ作品を作ることもあるだろう。だから、今回の“奏法”をマスターし、サイズや形状を選ばずに石畳を作れるようになっておけば、今後何かと役に立つと思う。

今回のエントリーで君は：

ボール紙を素材とした、シンプルながら実感にあふれた石畳ベースデコレート法を会得できる。

それじゃあ、行ってみようか！

シーナリービースト・リターンズ