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🔰ペイント大全ベーシック:ミニチュア組み立て伝説 2023

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よくぞ来た。今回は、ミニチュアの組み立て方について語ろう。

ひとくちにミニチュアと言っても、その素材はメタル、レジン、プラと様々。でも、組み立て方のコツは、どの素材でもほとんど変わらない。最近のプラミニチュアは別としても、メタルミニチュアやレジンミニチュアは、そもそも説明書すらついていないものばかりだ。だが、ミニチュアの組み立ては難しくない。コツをつかめば、スーパーシンプルなんだぜ。

君はこの記事を読むことで、メタルミニチュアの組み立て方がわかる。レジンミニチュアや大型ミニチュアについてもフォローするから安心してくれ。


必要なツールリスト

今回は、いくつかの組み立てツール(工具や接着剤)を使うことになる。それぞれの解説や購入方法の案内は、下の「ミニチュア製作ツールガイド」で一つ一つ紹介してある。今回の記事で使うツールは以下の通り。

🔰メタルミニチュアの組み立てに必須のツール
ニッパー
:エアピンやタグの切り離しに使う。
ナイフ
:パーティングラインや段差をならすのに使う。
瞬間接着剤
:パーツやベースへの接着で使う。
真鍮ブラシ
:メタルミニチュアの表面処理に使う。
真鍮線
:複数パーツを組み合わせる時の補強(軸打ち)に使う。
ピンバイスとドリル
:真鍮線を通すための穴開けに使う。

⛏必須じゃないけど、あるといいツール
針ヤスリ:
細かい部分のライン消しや段差ならしに使う。
フェニックス・アッシュ:
瞬間接着剤の硬化を早め、接着力を高める。
リキッド・グリーンスタッフ:水溶性パテ。表面処理に便利。
グリーンスタッフ:エポキシパテ。大きなスキマ埋めに使う。

🔎関連エントリー▼
ベーシック:ミニチュア製作ツールガイド

なお、レジンミニチュアの場合、組み立てを始める前に「洗浄」のプロセスがあるなど、メタルミニチュアとは手順や方法が異なり、いくつかの追加ツールが必要だ。詳しくはこの記事の巻末「ボーナストラック」内で紹介しよう。

それじゃあ、はじめようか!



ミニチュアの“タイプ”を確認しよう

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