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第2回目:油断禁物、春こそ温活!!

暖かで穏やかな日差しが降り注ぎ、色とりどりの美しい花に心踊る春。
本来なら新年度が始まり気分一新、ウキウキ、ワクワクする季節。

「朝から気分が憂うつ」「やる気がでない」「だるい、仕事をしたくない」「肩こりが辛い」そんな不調を抱えていませんか?
その不調の原因は、自律神経の働きのバランスが乱れているからかもしれません。

自律神経とは…

日常、動いている時でも寝ている時でも、24時間休むことなく勝手に働いている自律神経について、少し触れたいと思います。

「自律神経」とは、あらゆる臓器に指示を出す役割を担い、別名『カラダの司令塔』とも言われ、命の維持にはなくてはならない重要なシステムです。
カラダが活発モードになる「交感神経」と、カラダがリラックスモードになる「副交感神経」の2つからなっています。この2つの神経は、真逆の働きをしますが、シーソーのように交互に切り替わりながらバランスよく働くことで成り立っています。

自律神経のバランスの崩れは、ココロの不調も引き起こす!?

自律神経は、春の季節は特に乱れやすいと言われ、その原因は2つあると考えられています。

① 環境の変化が激しい
新年度、新学期など、身辺の環境の変化が激しい時期です。緊張やイライラ、プレッシャー等の精神的なストレスが続く日々。それにともない睡眠不足や忙しさ等による肉体的な疲労によるストレスも。カラダもココロも激しくストレスを受け、この過剰なストレスがバランスを乱してしまいます。

②寒暖差が激しい
春は、昼と夜の寒暖差が激しい時期です。昼間は夏日、夜は、暖房を入れる寒さ。1週間の中でも寒暖差が激しい。
寒暖差が7度以上あると自律神経のバランスが乱れるといわれています。
自律神経は、カラダが寒いと感じると、熱を発生させる指示を出し、暑いと感じると、熱を発散させる指示を出します。自律神経によって体温調節機能が自動的に行われ、私たちの身が守られています。
気温差が激しい環境では、この働きがフル稼動したままで、自律神経が限界に達し、バランスが乱れ出してしまいます。

私たちのカラダは、どうなる?

春のこの時期は、①激しい環境変化、②激しい寒暖差によって、
ストレス(ココロとカラダ)→自律神経の乱れ→血流障害→冷え、低体温
という、全身の血流障害が起こっています。カラダが冷えたり、低体温になったりしているということです。

前回の「温活していますか?」のコラムに書いたように、冷えや低体温は、体調不良をもたらします。春は、薄着のファッションを楽しむようになったり、冷たい食べ物や飲み物をお腹に入れるようになったりと、冷えや低体温の引き金となる要素たっぷり。
暖かくなってきて意識が薄れてしまいがちですが、自分のカラダに触れたり、1日の行動の振り返りをしたり、「温活」を冬の頃より意識的に積極的に行ってほしいです。

「春にも冷えはある」

このことを、忘れずに!
次回は、憂うつな春におススメな温活方法を書きたいと思います。

【コラムライター紹介】岡本多真美 
インディバエステ「soie(そわ)」メインエステティシャン
浜松市で「温活」をテーマにしたインディバエステ「soie(ソワ)」として独立開業。「肌・カラダ・ココロをあげる⤴」をテーマに、お客様1人1人を「soie」という名前の通り、シルクのような艶やか心地にすることまい進中。AEA上級認定エステティシャン http://indibasoie.com/

一般社団法人ハーサイズ(浜松市女性起業家支援団体)
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