キオクノキロクは記憶の断片

紙に移った炎のように すぐに消えてしまうその断片を
おき火のように 永くキオクに留めておく為に

「これは君のかい?それともタヌキの?」
「変わらないわ」フーは言った
「どちらにしても中身は同じだもの」

僕は目を細める
そこには確かな温もりがあった
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