選挙、日々の背中

選挙について思うこと。毎回選挙の日の朝は、今回こそはもしかすると希望が持てる結果になるのではないかと、蓋を開けるまではわからないと、少しの期待を持って投票に向かう。

20時になるまでは、その小さなワクワクは続き、20時になるとあーやはりと、またがっくりとしつつも、選挙が終わってからの小さな日々の生活一つ一つの中でもできることはあるはずと、また自分を奮い立たせ日常に帰っていく。

いつも自分が応援する人は、党はマイノリティで、無力を感じるけれど、今回は周りでも選挙のことを話題にしている人も多いような気がしていて、少し希望を持って結果を待っています。

前回選挙で、自分の身をすり減らして応援した候補がいて、その活動の中で離れていった友達もいたし、ぎくしゃくした関係になってしまった知り合いもいる。その候補の落選後にもガッカリした。だからそれ以来、前回より頑張って周りに対して発信することはできなくなってしまった。

でも今朝、選挙行ってきたよとSNSに投稿すると、『若かりし頃の私が選挙に興味を持ったのはあなたのおかげだ。選挙のたびに思い出します。ありがとう。』と声をかけてくれた人がいた。嬉しかった。

選挙は直接的に未来を、生活を変えていく大きなチャンスではある。ただ、そのようなきっかけは大きな目で見たら選挙だけではなく、日々の生活の中でも産み出せるのではないかと思ったりもする。日々の一つ一つの選択や、自分からの発信、自分の生きる背中を見せることなど。

結果的にそのような一人ひとりの姿勢が、投票率が低いと言われる若者たちに影響を与え世の中を動かす一助になるかもしれない。だから、やっぱりぼくは小さな日々を、小さな1票をあきらめたくない。

そんなことを思いながら、今夜20時を待っています。

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