マガジンのカバー画像

映画

1,619
映画コラム 某ブログでも書いています。
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

【2023年映画ベスト10】と総まとめ

2023年も間もなく終わりますね。今回の記事では2023年に観た映画のベスト10を挙げていきます。 去年と違い今年は各作品に順位はつけていません。 面白さのベクトルが違うものを1つに並べるってそもそも難しいな…と思い、今作では特に好きな映画10本を選出しました。 ちなみに劇場で観た総数は59本。数はだいぶ減りましたが、観たいと思ったのは大抵観れたから良かったかな。 なお、ベスト10ですが特にお薦めはしません。 面白いというよりは自分に刺さった癖の強い作品が多いです。

【感想ではなく記録のための雑文】十一月に観た映画10作品(2023/11/1~2023/11/30)

今年からはじめた映画の記録。 本を読むのは実はあまり得意ではないので、映画を観ようという流れです。 アマゾンプライムは月600円に。こうなったら月6本くらいは観たいなと思っています。最近はアニメをたくさん見ているので、とりあえずのもとは取っている気はしていますが。 例によってアウトプットする準備は一切なく書いています。観てない人から見れば(観た人もかも)意味不明かもしれません。 どうぞすっ飛ばしてください。 ウエディング・ハイ 2022年の日本映画。監督は大九明子、脚本が

一番好きな映画に出逢った2023

「一番好きな映画は何?」という質問は非常に難しい。なので人生で一番観てる『コブラ』や『ローマの休日』とかは殿堂入り的別枠にしている。 芝居を始めてから観た作品の中で「一番好きな映画」として挙げていたものが一つあった。その映画のポスターを10年近くずっと携帯のホーム画面の画像に設定している。 その設定は今も変わらないけど、今年観た55本の映画の中でこれから「一番好きな映画」を聞かれたらこれを言おうと思う作品に出会った。私の中ではかなり衝撃的な出来事なので、その映画を今回言葉

ウォンカとチョコレート工場の始まり🍫

チャーリーとチョコレート工場の工場長・ウォンカがチョコレート工場を始める前までのストーリーが、映画「パディントン」の監督・ポールキングさんによって、描かれました🍫 チャーリーとチョコレート工場📙を読んだ時のように、ページをめくる度にチョコレートの香りがしてきて、チョコレートを食べたいと思い、チョコを食べながら、あっという間に、マジシャンのようなウォンカの世界のとりこになってしまいました。彼のチョコレートへのあふれるばかりの情熱と語り尽くされる夢の数々。チョコを片手に、ぜひ読ん

【そこに確かに存在した】映画『ファースト・カウ』感想

西部開拓時代のオレゴン州を舞台にドーナツ作りで一攫千金を狙う2人の男の姿を描いた映画『ファースト・カウ』。 『リバー・オブ・グラス』、『ウェンディ&ルーシー』などアメリカのインディペンデント映画界で高く評価されるケリー・ライカート監督が2020年に製作した作品である。 情報を知ってから1年半、公開まで長かった… ケリー・ライカートは自分の大好きな監督だけに首を長くして待っていた。 ※ちなみに「ケリー・ライカートって誰?」という人は下記に紹介記事を挙げているのでどうぞ。

名古屋に新たな映画館ができるぞ!【名古屋キネマ・イノ】

嬉し過ぎるニュースが飛び込んできた。 今年7月に閉館した愛知県のミニシアター「名古屋シネマテーク」と同じ場所に新しい映画館がオープンするというのだ。 名古屋シネマテークと言えば自分も足繫く通っていた映画館。 例えば今年は『郊外の鳥たち』を観たし、オールタイムベスト入りしそうなくらい好きな『みんなのヴァカンス』を観たのもシネマスコーレ。自分の人生においても思い出深い映画館だ。 新たな映画館の名前は「ナゴヤキネマ・ノイ」。 「ノイ」はドイツ語で「新しい」という意味。 代表をつ

10~11月に観た映画のまとめ【全6本】

このアカウントは基本、1本ごとの映画感想記事を挙げるようにしてるんですが、11月は忙しいこともあって映画感想がすっかり溜まってしまいました。 なので、ここでは10~11月に観た映画6本分の感想をまとめて挙げたいと思います。 【キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン】 206分という長尺に少し込みするものの、観てみると安定のスコセッシ節。強烈なオープニングからぐんぐん引き込まれた。スコセッシ監督は安心して身を任せてられる。 本作の目玉は何といってもロバート・デ・ニーロとレオ

+9

『マッドマックス:フュリオサ』場面写真