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超短編小説「高田の場合23」一話完結

・高田は初めて入る飲食店で水じゃなくお茶を出せれると少し嬉しくなっていた

・高田は寝ぐせをつけたまま歩いてる奴を見ると「寝ぐせぐらい直してから
出かけろや!」
と心の中でつっこんでいた

・高田は外を歩いていて険しい顔して歩いてる奴をみると「何があったんだよ!」と心の中でつっこんでいた

・高田は公共トイレで用を足して手を洗う時 この蛇口はウンコした奴が直接触ってると思うと手を洗った後 また蛇口を触ると汚い気がして嫌だった

・高田はSNSで真面目なことをツイートしてる友人を発見すると
わざとまったく関係ないことを返信して火に油を注ぐようなことをしていた

・高田はスーパーの無料の水を沢山ペットボトル持ってきて何本も入れてる奴を見るとルール守れやとイラっとしていた

・高田はさっきもらった新しい紙もしばらく経つとヨレヨレになっていた

・高田は病んでる若い女性に優しいアドバイスしてるおっさんは絶対下心あるなと思っていた

・高田は友人と居酒屋で飲んで話してる時 他のテーブルにいる人も笑わせるつもりで話していた

・高田はパチンコで連チャンしてる時 高確率で当たるリーチがくると
すぐ調子に乗って余裕の顔してプッシュボタンを押していた

・高田は下品なババアが嫌いだったが この人も若い頃はそれなりに青春があったんだろうなと考えるとなんだか複雑な気持ちになっていた

・高田はAV女優に対して差別的なコメントしてる奴を見るとしこってるくせに純愛求めんなやと苛立っていた

・高田は人間いつか死ぬんだから好きなことやれよみたいなことを言われると じゃあ死ぬ人間はなにやってもいいのかよと反論していた

・高田はイヤホンしてエロ動画を見る時 音漏れを気にして何回かイヤホンを外して漏れてないか確認していた

・高田は信号待ちをしていて長い間 信号が変わらないと もしかして何か交通ルール間違えてるのかと少し不安になっていた

・高田は先頭で電車待ちしているとき この場所で合ってるのかと少し不安になっていた






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