錦山(クムサン)の高麗人参

【1500年の歴史を誇る高麗人参】

湧泉玉水のふるさと、忠清北道沃川郡(オクチョングン)から南西に20kmほどの距離に、錦山(クムサン)という山間部の町があります。

ここに韓国国内最大の高麗人参市場があります。

錦山は盆地で、高麗人参栽培地が全体面積の70%以上を占める、気候や土質も栽培に適したところです。

1500年前から高麗人参の栽培が開始され、三国時代の高麗から朝鮮王朝時代まで、特別な生産地とされてきました。そして現在もその独自性と高品質が保たれています。

【世界最大の高麗人参市場】

錦山の薬草路(ヤクヨンノ)を中心に、通称「人参横丁」と呼ばれる国際人参市場があり、高麗人参や薬草の商店がここに集まっています。さすが、漢方の国ですね!


韓国で生産されている約80%が、この市場で取引されているそうです。

【錦山高麗人参館】

多くの人に、高麗人参について、気軽に触れて親しんでもらいたいとの目的のもと、1997年にオープンしたのが、錦山高麗人参館です。

恵まれた自然環境に育った、この地の高麗人参は代謝機能を高めたり疲労回復を促す有効成分サポニンが豊富に含まれていることで知られています。

ここ高麗人参館では、高麗人参の栽培の歴史や農機具、人参の種類や効能、様々な人参料理や韓方茶(ハンパンチャ)の作り方を教えてくれますよ。

【錦山の参鶏湯(サムゲタン)】

錦山の人参市場の近くには、高麗人参を使った料理を出す店が50軒ほどもあって、そのほとんどが参鶏湯のお店です。

錦山には、わざわざバスを仕立てて、たくさんの人々が参鶏湯を食べにやってくる。それぞれの店によって味は色々ですが、人参の里だけに、参鶏湯に入る高麗人参や香辛料はとても質が高いです。


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