どうも　ゆうじろうです

なんの因果か現在は管理職という立場に立っています。
誰もやらないなら自分がやるしかないかと思う方でしたが、
ただやりたいだけではなれない職務ではあるので、
ある程度は評価されているのだろうと思う今日この頃です。

さて今回は、
会社という組織で奮闘するリーダーを志す人に向けてのテーマです。
それでは、続けていきます。

では技術系のリーダーとして必要なのは知識？、経験？
あるだけあるにこしたことはないですが、
世の中の全てを知っている神様みたいな人はいないし、物理的には不可能だとは思います。
勿論それを目指すのが悪い訳でない。

ただ、わたしのこれまでの経験上では、
それが優れた技術系リーダーの必須条件ではないと思います

では、
プロジェクトを率いて、チームのリーダとして持っていいる能力以上の結果を引き出すようなリーダーになる為の必須の素養とは？

1、担当技術分野の本質を理解、学び続ける姿勢
2、論理的な考え方ができる
3、メンバと真剣に向き合い、悪い事もハッキリ伝えることができる

この３つは、わたしが諸先輩の背中を見て、自分で学び、これまで実践してきた中ですぐれた技術系リーダーとして最低限必要な素養であると思っています。
あげたすとキリが無いので絞ってます。
では、具体的に説明していきます

1、担当技術分野の本質を理解、学び続ける姿勢

　技師系で無ければこれはリーダーとして必須では無いと考えている。
しかし、技術者（エンジニア）は、これまでなかったものを生み出したり
技術的な問題になっている事を知識や経験、そして世の中で
発見された科学という原理原則を利用して解決していく事が仕事である。

最初に書いた通りすべてを知っている事は不可能だが、
目の前に起こっている事実から原理原則に基づいて本質的な見方で意見を言うことができる必要がある。

例えばシャーペンの芯が折れるからと芯の強度を上げればよいと考えるのではなく
なぜ芯が折れるのかという事の本質を調べていけば別の解決方法が見つかる
当たり前だが、技術面で本質的な見方ができる事はあらゆる仕事の場面でも同様に考えることができる必須の素養である

２，論理的な考え方ができる

　一朝一夕に身につくわけでは無いが、リーダを目指すならべ鍛えていくべき素養である
　技術的な問題はエンジニアをしていれば、大なり小なり出てくる。
　単純な問題であればよいが、ほとんどの場合は様々な課題が影響しあうので簡単な話では終わらない。
　あちらを成り立たせれば、こちらが成り立たないという場面に必要なのは
　論理的に考えて最適な答えを導き出さないといけない
　または答えに続く道すじをみんなが納得できるように示し、
　最短でなくてもこれが最善だとチームメンバが思える答えがでるように導ける

　これができないとチームは、一時的に間違った方向に向かってさまよう可能性がある　

・3、チームメンバに真剣に向き合い、悪い事もハッキリ伝えることができる

　リーダーという事だけに限るならばこれが一番重要だと思う。
　これは良い事はもちろんであるが、悪いと思う事、課題もハッキリとメンバ伝えられる事ができる素養だ。
　注意としては、伝え方である、高圧的になってはいけない。
　最終的にはハッキリ言い合えるという状態を目指すべきであり、
　高圧的だと、ただ文句をいうだけの上司に成ってしまうので注意が必要である。

　例えば、何度も同じような失敗を繰り返す新人がいたとする
　新人だしこれぐらいのミスはするかもとか、最近の若い人だと逆切れされたり、パワハラとか怖いなとか
　まあそのミスを改善が必要だと知りながら見過ごし続けたとする
　　いずれ賢明な人物ならばこれは改善するべきことだと気づいて努力をするだろう

　ただ、その新人の立場からするとどうだろう？
　彼、彼女は自分の能力不足に気づいていなかった可能性もある
　気づいていたがどのようにすればよくなるのかわからず悩んでいた可能性がある

それに気づきながら指導、指摘してくれなかった人と、
　多少の衝突も恐れずその人の成長の為になる事をきちんと伝えてくれた人
　のどちらの人に将来、感謝し信頼をよせるだろう？
　そして、その時指摘されて改善に向けて努力した人と
　自分で気づいてなおし始めた人とどちらの人がより成長しているだろう？

　わたしの答えでは、絶対に後者である。

　みんなの前でいうことは避けた方が良いが、これは些細なことでも良い。
　”話す途中に「え～、あ～」が多いから聞きずらいから気を付けた方が良いよ”とか
　”みんなの前で話す事は苦手なのは知っているけど、そこは改善すべきだと”とか

　とにかく、チームメンバの成長に必要な事だと思うならば本音で、相手の事を考えて話す

以上の三つ、を意識することであなたは必ずリーダースキルはかならず上がってチーム力も上がっていくと思います。

では皆さんよい一日を！