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本日、1月11日は「鏡開き」

本日、1月11日は、鏡開きです。
この日まで、お正月に神仏に供えた鏡餅を飾っておき、その餅を下げて食します
 一般的に鏡餅は、大小2つの平たい球状の餅を重ね、その上にダイダイ(橙)をのせます
 現代では、ダイダイは入手しづらいこともあり、温州ミカンで代用する方も増えています
年末の時期になると、スーパー等でも販売されています
今回は、このダイダイのお話を書いてみたいと思います
 日本では、ダイダイは鏡餅の他に正月用の玄関飾り用としてお飾りものの中にも用いられています
ダイダイは、冬に果実が黄熟して、その色は「橙色」と呼ばれる色になります
この果実は、冬が過ぎても木から落ちずに、そのまま木についていると2~3年は枝にそのままついているそうで、その特徴から「だいだい(代々)」とも呼ばれるようになっらそうです
また、冬は橙色であった果実は、そのまま放置して春になると再び緑色に戻ります
別名は「ビターオレンジ」という名称です
 ダイダイは、酸味と苦味が強いので、生食には適しませんが、果汁は酸味を活かして主に、ポン酢などに加工して利用されています。皮はマーマレードや調味料、漢方薬の材料として使用とされています
 メディカルハーブとしては「ビターオレンジ」としての名称で使用されており、花や果皮には精油が多く含まれ、アロマテラピーなど、さまざまな用途に使用されています
 ダイダイ (ビターオレンジ) の皮と果実には、生薬の麻黄に含まれる成分と類似している構造の成分を含まれており、ダイエタリーサプリメント(ダイエット用の健康食品)として使用されているものがあります。麻黄と同様の作用を示す作用はあることから、ダイエタリーサプリメントの摂取との因果関係が疑われる健康被害が報告されていますので注意が必要です

橙(ダイダイ)

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ダイダイとダイダイを絞った果汁(ポン酢)、ダイダイの皮を剥いたものになります

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