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NIKE SB DAY ONEとスケーターが一番輝く日。

NIKE SBから新しいキッズシューズ "DAY ONE"が出た。NIKEが初めて作ったキッズ用のスケートシューズということで、仕上がりが楽しみだから、スケーターのSotaとフィルマーの80svtrを誘って撮影に出かけた。

NIKE SB DAY ONEは、NIKEが初めて作った本格的なキッズ用スケートシューズ。つまり、大人のシューズを小さくしただけのシューズではないということだ。

アッパー全体をメッシュ素材にすることで、軽量化。まだ筋力が発達していない子供でも動きやすい。もちろん通気性も高く、蒸れることで起きるパフォーマンスの低下を減らし、長時間高い集中力を保つことができる。きっとトリックのメイク率が上がるに違いない。

オーリーやフリップトリックで摩耗するアッパーの周囲は、スエード製のオーバーレイでカバー。耐久性を上げると同時に足に馴染みやすい。

ソールのトレッドもDAY ONEのためのオリジナルデザイン。履いた初日から柔らかく足に馴染み、デッキをグリップ。新しいシューズだからトリックが決まらないなんていう言い訳をしなくて済む。

ヒールには、高い衝撃吸収力を誇るズームエアを搭載しているから、ステアもギャップも大丈夫。目標だったトリックに何度もトライしよう。

Sotaは、ブラック&ガムソールのカラーをチョイス。スケーターが大好きなカラーだし、シンプルなスタイリングで滑るSotaに似合っていると思った。

トリックを練習して、撮影して、編集して、公開する。

このルーティンの繰り返しで、スケートボードカルチャーは引き継がれてきた。スマホやSNSの登場で、このルーティンが、どんどん加速しているように感じる。スケーターが命を削って撮ったトリックが次々と消費され、忘れ去られる。スケボーで飯を食えるようになってきた代わりに、大事な何かを差し出してしまったかもしれないと考えたりもする。だけど、Sotaがトリックにトライして、80svtrとプレビューを確認し、仲間とハイファイブしている姿を見ていると安心する。スケートボード自体は何も変わっていないのだ。

DAY ONEは、始まりの日という意味だ。履いた初日から絶好調という意味かなと思ったけど、もしかしたらスケートボードを始める日という意味もあるかもしれない。スケーターは、スケボーを始めたその日が最高潮だと思う。みんな「初心者だから」と遠慮するけど、実は、一番輝いているのが初心者だ。どんなベテランプロスケーターでも勝てない情熱がある。自分を信じてトライしよう。

NIKE SB DAY ONEは、3カラーで発売中。Sotaいわく、「めちゃくちゃ調子良い!」とのこと。


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