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NIKE SB AIR JORDAN 4と僕たちにかけられた魔法、八村塁と中山楓奈。

NIKE SBから、AIR JORDAN 4 "PINE GREEN"が出る。

デザイナー ティンカー・ハットフィールドの未来を見据えた革新的なデザインとNIKE SBの生みの親 サンディ・ボデッカーのスケートボードへの意思が融合したシューズに仕上がっている。

NIKEのシューズデザインの中で、これこそNIKEだと思わせてくれるのがビジブルエアだ。ビジブルエアは、ティンカー・ハットフィールドが、パリの建築物を訪れたときに思いついたアイデアだそうだ。建築家でもある彼らしい発想で、NIKEの代名詞的デザインは誕生した。ビジブルエアは、機能、ルックス、イメージすべてが融合した美しいプロダクトだと思う。

NIKE SBのシューズには、ビジブルエアを搭載しているモデルが少なく、なかなか履く機会がなかったけど、今回のAIR JORDAN 4で、やっと手に入れることができる。ビジブルエアのシューズを履くだけで高く飛べるような気持ちにさせてくれるから不思議だ。みんな、ティンカー・ハットフィールドのデザインの魔法にかかってしまっているのだ。

今回のPINE GREENは、バスケットボールシューズのAIR JORDAN 4を、スケートボード仕様にカスタムしてある。

前足部には、柔軟性、衝撃緩和、耐久性に優れたソックライナーを追加。長時間トリックにトライできるように柔らかいプラスチックパーツを採用。つま先周りは、スエード素材でカバーしてあるから、オーリーやキックフリップの摩擦に十分耐えられる。

スケーターは、常に革新的だけど、とても保守的なところもあって、スケートボードが消費されずに、今日まで生き残ってきた最大の理由だったりもする。NIKE SBは、そんなスケーターの保守的なところを大切にしているように感じる。AIR JORDAN 4のソールを安易にバルカナイズドソールにしないところに、その姿勢が現れていると思う。NIKEという、世界で最も革新的なスポーツブランドの中で、NIKE SBが存在感を放っていられるのは、こういったカルチャーやレガシーへの愛なのかもしれない。

AIR JORDAN 4は、バスケットボール。NIKE SBは、スケートボード。実は、自分が住む富山から、この2つのスポーツの世界的スターが誕生している。

NBAでプレイするバスケットボールプレイヤー八村塁。東京オリンピックスケートボード銅メダリストの中山楓奈。この2人が生まれ育ったのが富山なのだ。そして、2人ともNIKEを履き、八村塁は、JORDAN BRANDの一員でもある。こんなことってあるのかと、なんだか勝手に運命みたいに感じてしまったから、富山のスケーターを誘って撮影した。

富山のスケーターたちが、いつもトライしているカーブスポットのとなりには、バスケットコートがある。このバスケットコートは、公共の施設。スケーターが集まるカーブスポットは、非公式。なんだか色んなことが交錯していて、NIKE SBのAIR JORDAN 4らしくて良い場所だなと思いながら撮影した。

これまでにはなかったフレッシュなカラーのAIR JORDAN 4。スケーター、バスケットマン、スニーカーコレクター、誰にとっても特別な一足だと思う。3月17日発売。


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