狂気

誰かを傷つけたいと思ったとき
それ以上に僕の心が傷ついている

それを知って欲しくて
彼女をわざと傷つける

傷つくと分かっている言葉を投げかけて
彼女を試す
彼女に僕の
僕だけが与えられる影響を与える

本当は彼女の全てを奪って
僕だけしか頼る人がいないという
世界にしてあげたい

今も彼女は
僕と同じくらい
僕のことを考えているはずだ

なぜなら彼女は
あのとき僕のことを好きだと言ったから

彼女は僕だけのもの

今日も彼女は僕の気を引きたくて
嫌味を言っている
怒ったふりして僕の様子を確かめてる

僕にはお見通しだよ

早く僕にメッセージを送るべきだ
「あのときはごめんなさい」ってね

そうしたら僕は
何日か無視をした後
仕方なく返信してもいいだろう

「謝ったって失われた信頼関係は戻らない」ってね

それでも彼女はまだ僕のことを好きなはずだよ

そうやってずっと僕のことだけを考えるといい

彼女は僕の
僕だけのものだからね

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