何のために働くのか、私の仕事観

仕事、働く、役割

考え続けていることではあるけれど、

近頃、だいぶん楽に、

この言葉と付き合えるようになってきた。


仕事という言葉にまつわる、若い頃によく聞いたフレーズ、、

・3年続けたらみえてくる、それまでは辛抱しなさい。
(実際そんなに長い間働けたことがないのでこの境地は本当かどうか
 まだ体験していない。一理あるとは思う)
・仕事だからそんなもの
・仕事だもの、当たり前
・仕事だから、しょうがない

重い、だるい、ひたすら我慢しているような、

なんとも嬉しくない言葉が

連鎖式に続々と。


ずっと疑問だった。

「仕事」ってそんなに嫌なもの?

我慢しなくちゃ、働けないの?

三年ってなによ。

しんどいことを続ける、それが大人か?


この疑問を抱えたまま社会人に。


そんな風だから、

いきなり、のっけから
後ろ向きに一歩引いて職場を見る。

職場=嫌なことをするところ、我慢するところ


そっから入っちゃうと、何をしても

もう、面白くないのね。


仕事に限らず、

なんでも、

自分から入り込んで、
うわーってなって、
お〜ってなって、
焦ったり喜んだり、謝ったり、泣いたり、
色々しながら

感情を揺り動かしながらやるから楽しい。

もっとこうしたい、
もっとスムーズに、
もっと広げたい、
そういうもっと、がたくさん出てきて楽しくなっていく。

そのもっと、のなかに
私、自分、といったパーソナルなものが入り込んできて、

初めて、

それが自分が、物事に取り組む意味になってくる。



仕事、というだけで線を引いていると、

仕事=会社に時間で繋がれた一コマ

家=本来の私

そういう思いにハマっちゃう。


仕事だから、こういうこともやらなきゃいけない、

早く休みにならんかなぁ。。

新しい役割が増えると、面倒くさい。

なんでこんなことまでしなきゃいけないの。

仕事って、なんだろう。

なんのためにやっているのだろう。

もう、やめたい。

よし、やめよう。


辞めるために働いていたような、

そんな転職ざんまいの生活。

入ったその日から、辞めることを考える日々。

そりゃ、楽しくなるわけない。


それが今じゃ

仕事が楽しくて仕方がない。


仕事=職場=組織のために働く

そういう固定観念から抜けられたきっかけは、

やはり

自分で店を持ったからだろう。


仕事にまつわる単語がシンプルになった。

仕事=生活=人生

仕事に引っ付いていた職場と組織を取っ払ってしまったら、

まぁ、軽くなった。


そして、

ああ、仕事って自分のためにしているんだって

じわじわっとわかってきた。

自分が生きている意味、
自分と他者との繋がり、
自分が他者に何ができるか、
何をしてもらっているか、
周囲との付き合い方、
自分はどんな人間なのか、
どういうことが好きで、どの環境だと機嫌よくいられるのか

そういった、

自分を見つめるための手段、
社会とつながるキッカケ



その視点で過去の仕事を振り返ると、

色々、ワクワクすること、
まだ私にできそうなこと、あったなぁ、

チャンスも与えてもらってたなぁ、
嫌なことばかりじゃなかったなぁ、

勉強しろって言われてたけど、
確かにあの試験勉強していたら、もっと詳しく知識を
溜め込むことが出来ていたな

そしてそれを他者へ還元したり
誰かの満足のために使ってもらえたりしたのにな


そう、思えるようになった。


これは結果論だから、

会社員も自営業も経験して、

仕事観が出来上がったし

本当に今だから思えること。


そして、
やはり今でも変わらない思いも。


私には、組織という枠組みは向いてない、という確信。

だけどなかには、組織に入って、仲間に認められたり
切磋琢磨したり、社会的枠組みに守られて働くことにやりがいを
感じる人だっている。

仕事観は人それぞれ。

みんな自分が働きやすければそれでいいと思う。


今は、仕事が無茶苦茶楽しい。


だから、

仕事で行き詰まっている人に、伝えたい。

転職、バイト、60個以上してきたけれど、

仕事は楽しいよ。

青い鳥症候群と、言われようが、

そんな甘い職場はないと否定されようが、


あなたが羽ばたける職場や環境、諦めずに探してみて

きっと、あるよ。

自分も周りも喜んでくれる働き方が。
あなたを必要としている職場が。
あなただからできる仕事が。


ヘタレの私も毎日楽しく働ける職に出会えたから。

きっと大丈夫!



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