「最高の友人の話」A面
私には最高の友人Aが居る。名前は秘密だが、心が清らかで少しおっちょこちょい、かつ愛らしい、ふわふわとして肌が白雪姫のように白く、そして慎ましやかであり健気だ。声は小さい。おかしなことに恋人はずっといない。
彼女がある深夜、冬の寒い日だ、めずらしく電話をかけてきて、聞けば涙声なのだ。私は慌てふためき「どうした!?大丈夫!?」と彼女の話を急かした。するとゆっくりと打ち明けられた事実はこうだった。
「出来心でほんのちょっとエッチなサイトを見てしまった」「ほんのちょっとだ」「する