#3 都会VS田舎

はこです。

前回のえいちゃんへ

えいちゃんの初記事読みました。今の仕事の大変さだったり、やりがいだったりはこの前も話したけど育ってきた環境、就職活動、初めて知ることが結構あってそれも込みで今の仕事について読むのはえいちゃんという人物を知れたような気がして面白かったです!えいちゃんの仕事をやる理由探しに立ち会えるのが楽しみ。仕事選びとかモチベーションとかについても話したいね!!

交換noteについてのルール(暫定)

・テーマは何でもいい

・はこテーマではこnote→えいnoteをやったらえいテーマでえいnote→はこnoteをやる。それの繰り返し

都会暮らしと田舎暮らし

栄えある第1回目のテーマは…「都会vs田舎」です!!タイトルでバレバレですが笑

これは「愛とお金どっちが大事」ぐらい永遠のテーマだと思います。というかそもそもこれにも答えはないと思います。それぞれに正解。ただ、私は本当に正直に言うと都会暮らしがいいと思っています。でも、なんとなく地方出身者として敗北を認めてしまうのが嫌なのか、「都会=冷たい、田舎=あったかい」みたいなステレオタイプに自ら縛られて冷たい自分は嫌だなと感じてしまっているのか、田舎の良さが分からないなんてまだまだ若いなって少し馬鹿にされたように笑われそうだと思っているのか、都会暮らしがいいと公言することに躊躇してる自分がいます。だからあくまで23歳、社会人1年目の今の私としての都会派の意見を書いていきます。まあこれからどう気持ちが変わっていくのかもお楽しみということで。笑

このことを語るために私の暮らし遍歴を少し。私は人口10万人ほどの四国の片田舎で生まれ育ちました。めちゃくちゃな僻地というわけではありませんが、車が一人一台必須でどこに行くにも車。市内には映画館もイオンもなくて、電車は特急を入れても30分に1本しかありません。高校は隣の市の高校に進学したので映画館もイオンもありました。JR四国は高校生の定期代に支えられているのかなと思ってしまうぐらい通学電車は高校生で溢れていてそれ以外の人の記憶がありません。大学は関西圏に出たいと考えていたのに、なんだかんだあって関東の大学に進学しました。東京は遥かに近くなったものの、車があったほうが充実した生活を送れるぐらいの田舎ではありました。そして就職活動でメーカーに就職した私は工場研修を経てはれて本社配属東京勤務を手に入れました。今、人生で一番都会に住んでいます。

窮屈な地元

大学時代の夏休み、地元に帰省した際、中学時代の友人と遊びました。友人はもう働いてましたが、私はそんなにお金もないし、ただ会って喋ることができればよかったので近くのファミレスでご飯を食べることにしました。主に思い出話で盛り上がっていたら、「え、久しぶり~」と声をかけられました。同じ中学の二人組がいました。成人式前だったので中学卒業以来に会ったと思います。合流して四人で話してたらまた同じ中学だった人がファミレスに来店しました。「あ、私地元には帰りたくないな」とその時思いました。将来地元に戻ってきたら同じようにスーパーで、子どもの授業参観で、インフルエンザの予防接種を受けに行った病院で同級生に会うんだろうな、あそこの美容院は誰々のお姉ちゃんがやってるとかあそこのおじいちゃん亡くなったらしいよとか話すんだろうなと何故か自分の中でポジティブではない感情でそれらを考えていました。目の前にいる生まれた町でずっと過ごしている友人と、思い描いた地元に帰った将来の自分がとても狭い世界で生きているように感じてしまいました。

地元じゃない田舎

大学時代と工場研修の間私は地元ではない田舎に住んでいました。どちらも人口は20万人ほどなので地元よりは倍ぐらい人がいました。そしてどちらも同じ大学や同じ職場の人が大量に住んでいました。地元よりは暮らせるなと思いましたが、その町での大学名や企業名の影響力の大きさもあり、窮屈さを感じることはありました。車もなく私の行動範囲が狭かっただけだとは思いますが、どのお店に行っても知り合いがバイトしてたり、大きなショッピングモールに出かけると職場の人に会ったりここでも『狭さ』を感じてしまう場面がありました。また、地元ではない田舎で働くと友達がいません。同期はいますがあくまで同期で、学生時代の友達はいません。そのことを考えてしまってから工場勤務でもいいかなと思っていたのを改めて、人間関係が同期や職場の人だけになるのが嫌で本社を希望しました。もちろん総合職なので今後転勤もありえます。戦々恐々です。メーカーは大体工場が地方にあるので本社組VS僻地工場という対立はTwitter上でもよく話題になっている気がします。だいたいは工場勤務の人が僻地と自虐して脱出を試みてるのでその閉塞感が辛いんだろうなと思いながら自分の身にはふりかからないでほしいと願っています。

自由な都会

都会は自由です。まだ1年も住んでいませんが私にとってはとても楽な場所です。一人でも気にせずいろいろな店に入ることができるし、出かけた時に知り合うに会うこともありません。適齢期での結婚というプレッシャーは田舎ほどないのに、人との出会いは田舎よりあります。イベントやコンサートにはすぐ行けるし、気になる美術展にも1時間千円の交通費で行けてしまいます。ジムや習い事の選択肢は田舎とはけた違いに多いし海外にも国内での乗り継ぎを挟まずに行けます。自然が少ないかと思えば整備された公園はたくさんあるし、ランニングスポットではどの時間でも誰かしら走っています。都会に住んでいるとフットワークが軽くなって、刺激を受けて、自分の人生が豊かになる気がします。

少しだけ自分の中にある田舎派

コロナ禍において私の職場ではできる限りの在宅勤務が推奨され、営業でもない私は月2~5回の出社以外は家で仕事をしています。在宅の一番いいところは通勤が0秒というところです。そうです。私は超満員の電車で週五日出勤ということを経験していません。東京の大学に進学していた友達は「あの満員電車で通勤は無理」と言って地方で就職していました。だから満員電車で通勤するようになると都会に疲れてしまうかもしれないという不安はあります。

また都会は非常にお金のかかる場所です。社会人になって使えるお金が増えたからということもありますが、学生時代では考えられないほど出費しています。このコロナ禍においてもです。それに私は将来結婚して子どもがほしいと考えていますが、子どもにかかるお金も、進路にもよりますが私自身が育った時より必要になるのではないかと考えています。田舎であれば同じ給料でももう少し余裕のある生活ができるのは少し羨ましいです。

田舎に帰るということ

都会派であることを公言してしまった私ですが、帰れる田舎があることに誇りも持っています。年末年始やお盆の帰省を毎年とても楽しみにしています。絶対的な安心感と、ゆったりと流れる時間にいつも身を委ねています。むしろ帰れる田舎があるからこそ都会派だと言えるのかなとも思ったりします。

今年の年末年始も帰省する予定でしたがコロナウイルスの影響で帰れなくなりました。年越しを地元以外で過ごすのははじめてです。寂しいですが仕方ないです。また落ち着いて帰れる日を楽しみに頑張ります。

今日のはこ推し

乃木坂46 『路面電車の街』

帰省できないとなった日から聞きたくなってよく聞いてます。作曲は杉山勝彦さんという乃木坂の名曲の数々を生み出した人です。

『いつの間にか父親の白髪が増えていた』

『もう僕たちは別々の人生を歩いてる現実を想う』

『一度は背を向けた街の夕焼けが何も言わず包んでくれた』

『僕の故郷はここだ』

帰りたいなあ…

はこ。



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