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ひさびさに笑いの神が降臨

このあいだ役者時代にお世話になった女優さんのお墓参りで

仲間たちと一緒に松本市に行ってきた。


当時、稽古のときにぼくにはよく笑いの神が降りてきて

自分では大真面目にやっているのに

というか真面目にやればやる程

稽古場に爆笑をひきおこして

大阪出身者にずるい~と嫉妬されていた。


お墓に到着して

自分、般若心経を奉納するから一番最後のお参りでいいからと

最後にお参りすることになった。

自殺で亡くなった方だったので

とくに般若心経の奉納は亡くなった方に喜ばれると識子さんも書かれていたからね。


自分としては大真面目。

朗々と墓前で般若心経を唱えだしたら

仲間たちが堪えきれないとばかりに笑いだした。

本職の坊主より大きな声だったからなのか?

たしかに劇場に響くくらいのボリュームではあったけれど。


しかもお腹を震わせながらの笑い。

お経を唱えているのにこちらにまで震えが移ってきて

読経不能に(>_<)


ちょっとちょっと止めてよ~(>_<)


わかった、わかったと笑っている友人たちが距離をとってくれたんだけど。


笑いを押し殺しているからね。

笑いを押し殺すのってものすごいエネルギーなわけ。

2人がカラダを震わせているもんだから

こっちまで震えだしっちゃった(>_<)


え~、無理~

これじゃあ絶対に最後まで般若心経を唱えられないじゃん。


結局、笑いを堪えながらの読経となって

朗々と唱えるどころか

蚊の鳴くような小さな声でようやく般若心経を唱え終わることが出来ました。


大人4人が笑いを堪えて

カラダを震わせて涙をながして

ものすごいエネルギー、波動。


結果として

墓前で本気の笑いを奉納できて

よき供養になったんじゃないかなって思う。


いや~

あくびも移るけど

爆笑のお腹の震えもめっちゃ移るんだね。

強烈なカラダの共鳴体験でした。


松本でいただいた天丼は美味しゅうございました。

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