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友達なんていなくてもいい?

息子が自閉症と診断され、お友達と関わらずに先生と遊ぶか一人遊びをしている姿を見ながら、ぼんやりとそんなことを思っていました。

自分自身が特別友達が多いわけでもなく、一人で行動するのが好きだったこともあり、友達がいなくたっていいじゃん!と思っていました。

今も根本的なこの考えは変わっていないのですが、息子を育てるうえでこの考え方は自分が行きついたゴールで、息子の選択ではないことに気づきました。気づくの早くて本当に良かった・・・と。危なかったなと思いました。

息子はまだお友達と遊ぶ選択肢にほとんど触れていない=楽しいか嫌かの答えがまだでていない状態。
選択肢を広げるのは養育者の役目だと思っています。
経験してみて、そのあとに本人の選択があるんだよな・・・と。こんな簡単なことに気づかなかったなんて恥ずかしい・・・・!!!!

つい息子は苦手だろうなとか、嫌かもなって思うことから遠ざけてしまうけど、嫌かどうかを知るためにはやっぱり経験しないといけないなと反省しました。お膳立てして全く楽しまなかったり、すぐ帰りたがったりするのは親としても心苦しいけれど、アセスメントしていると思ってトライしようと思いました。
どろんこあそび→1分もしないうちに汚れが気になりもうやりたくないと主張!みたいなことがわかるだけでも大きな収穫ですしね。
映画館→暗いのが楽しくて大騒ぎ(好きだけど静かにしているのは難しい)とか、そういうことを知れた!じゃあこんな方法はどうだろう?ってそんな風にしていこうとなんかいろいろしっくり来たこの夏でした。

園の先生にも相談してなるべくお友達と関われるように遊びの中でうまく間に入ってもらい、並行遊びから一歩ずつ進んではいるようです。

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