X-Oasisのキャストになろうとした話

【2021年11月15日文章の体裁を整えました】
【2021年4月3日追記・修正あり】
【2020年12月19日初回投稿】

おはようございます。

突然ですが、X-Oasis(クロスオアシスと読みます)をご存じでしょうか?

すごく簡単に言うと、スマホやPCを用いてバーチャル空間内でえっちなこと
が出来るサービスを提供している会社になります。
(風営法を遵守し、警察に映像送信型性風俗特殊営業届を出しています。)

X-Oasisを利用された方がツイッターで #クロシス体験記
(クロシスはX-Oasisの略称)を投稿しているので、それを見て貰えると
結構満足度の高いサービスであることが分かるんじゃないかと思います。
しかし、私はキャストになろうとしました。そして、面接を受けた話って、
多分無いだろうな(2020年12月19日当時)と思いまして、
ちょっと違った側面からお話しできればなと思います。

【追記】2021年4月現在クロシスで働いていらっしゃるfeathさんが
キャストになった経緯を書かれています。

また、私と同じくキャスト採用見送りになった方がいらっしゃいますので
その方の紹介も。

X-Oasisのツイッターの固定ページには「物理性別・ジェンダー不問」と
募集要項に書かれているので、私は、

「性産業ってどんなものかを実際に入って知りたい!」

という、ある種興味本位な感じで、当時オープンするかどうかも分からない
けっこう初期の段階(5月くらい)で、面接を受けることにしました。

(※一応言っておくと、興味本位とはいえ、フルトラッキングのVR機器と、
 それに対応できるパソコンを一から揃えるくらいの最低限の覚悟を持って
 しています。)
(※詳しくは後述しますが、私みたいに突っ走る人がいると運営側が
 キャスト採用を保障できないので、先に道具だけ揃えるのは非推奨
 です。)

面接は三者面談で行いました。
(現在はクロシスの社長でありVR風俗嬢であるKarinさんが一人で行ってる
 みたいですが、多分採用基準とかは変わってないと思います。)

まず、志望動機を聞かれました。
私は、性的なことに関する強い興味があり、大学に行ってた時、
セクシャリティとジェンダーの研究をしていたこと、ネットで、性表現に
ついて新しい性表現について調べていたら、Karinさんの存在を知って
キャスト募集にも興味がわいたという感じでした。

次に、VR歴についてですが、先述したとおり、ほぼゼロでした。ソーシャル
VRをとりあえずはやってみたけど、動きに関しては使いこなせては無いかも
しれない。

自分が気持ちよくなることに関してはそこまでの興味は無い
(今振り返るとこれって結構まずいんじゃないかなって思います。
 己の気持ちいいツボを知らずして相手の気持ちに寄り添えるのか?
 って感じがしますね。)

男の人がどうやったら性的な興味をそそられるか気になる

自分の中でなりたい女の子像は、清楚系ビッチ的なことを話しました。

(本当はもっと深い所まで話をしたのですが、割愛します。)

結果から言うと、採用は見送りになりました。
自分が分析した採用見送りの理由は、

私自身がかなりあいまいな理由で採用面接を受けており、性産業という、
いかに相手の求めていることを読み取って気持ちよくなってもらえるかを
汲み取る最上級の接客業に対して、自分らしい女の子像が見えてこなかった
ことが大きかったと思います。その他にも、VR歴が浅く、また、接客業
としてのVRサービスをもっと見る必要があるということ。
女声でやっていきたいのであるならば、トレーニングをする必要がある
ということが挙げられました。

そこからしばらくして、X-Oasisが正式にオープンした時に、ゲスト側
として、Karinさんとお話しする機会がありまして、
そのときに、自分がなりたい女性像とは何か、自分がどうやったら発話が
上手くいくかについて話をしたのですが、

自分がキャストとして働いていく中で、接客をする際に演技っぽくなって
しまうきらいがあり、自分が性産業で働けるほど人と心の対話が出来ない
ことをX-Oasisのサービスを受けてみて、強く感じたこと。
(言い換えれば、それだけX-Oasisのキャストさんの質が高いこと)

をお話ししました。Karinさんは、「面接のときと比べて成長したと思う。」
と話されていました。多分、自分という存在をしっかりと見つめなおした
からなのかなと自分の中では思っています。

サポートしてくださるあなたは神様です。サポートは私の創作活動費に充てたいと思います。