「らしさ・味・深さ」について~非数学的で極めて数学的なものの見方~

カタカタ、カチカチ、、
「ねぇ知ってる? 現実は四捨五入も端数処理もないんだってさ」

「え、何それ、じゃあどうやって物事を決めてるのさ」

「それね、私もよくわからないけど、昔は皆そうだったって聞いたよ」

「なにふざけたこと言ってるんだい、1と0で十分表せるじゃないか」

「はは、そうだね、そうだよね、、」タカタカ、カチ価値カチ、、

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数学的思考が単純化(モデリング)の上で成り立つのなら、私はそこに0または0に限りなく近い隠れたものなどを見出し、あえて情報をより煩雑にさせよう。


(( バベル ))テクノロジーによる独裁を安直に許すな


<三角形の角数>

△:もっとも単純な図形

直線に見えるそれぞれの”辺”

ディスプレイに寄って見ると、

実は結構ジグザグなんだぜ

画素数にもよるが私の画面では全辺合わせて75ピクセルくらい

つまり、これ△って本当は100角形くらいかな

不思議でしょ

理不尽でしょ

不条理でしょ

でも合理的

現実ってこういうことだよね

何が真実かわからない

私の世界とあなたの世界の違いは

ハエと人の見える世界が違うのとなんら変わらない


<面積を持たない線と点>

面積は面になって初めて現れるスカラー量

つまり、点と線に面積はないんだ

だから見えるわけがない

なのに見えちゃってる。不思議でしょ

一般に、高位次元は下位次元を内包していると考えられているようだけど

それは大きな間違いだと思う


私たちが認知できるものはすべて”体積”がある

つまり、各場面においてm^3的にしか知覚できないし、

それ以外は高くても低くても個人の勝手な”想像”なんだよね


だからみんなが慣れ親しんだ”面積”というものですら

この世のどこを探しても本当は存在しないんだ

数学では単位がすべて

11次元だとか4次元、5次元とかいうけれど

3次元(m長さ×m×m)で

4次元(mmm体積×s時間)。うん、ここまでは「わかる」

5次元の単位は何よ

mmmmmですか、意味わからんね

mmm体積×g重量×s時間ですか

でもそれじゃあ、現実から抜け出せてないよね

<物理的単位系>
SI基本単位は秒 s、メートル m、キログラム kg、アンペア A、ケルビン K、モル mol、カンデラ cd であり、対応する基本量はそれぞれ時間、長さ、質量、電流、熱力学温度、物質量、光度である。(wiki)


<非物理的な現象の単位系>

スピリチュアル界隈の言う5次元というのも実はわからなくもない

よく言われる4次元mmmsの1単位上の次元、つまり

現実からの「超越」または「覚醒」を”1単位”として扱い、

その有無を語っているということなのだろう

だから、なんら難しい話でも、あやしい話でもないんだ

感覚的ではあるけどね

でもそれは我々が「現実」とか「この世」とか「人々」の非存在の存在を感じることができるの同じことなのだろう


次元の数は「親しみ」によって増減するということ


<味を計る時>

一般的に5次元だよね

味覚の5単位:甘味、酸味、塩味、苦味、うま味

×個人の好き嫌い×その場の雰囲気や気分で

7次元くらいで考えるのがいいのかな

<人を計る時>

強弱や良し悪しや好き嫌いがあるもの全ての組み合わせ

関心×好意×嫌悪感×顔×態度×骨格×服装×財力×印象×健康状態…

10や20では効かないだろう

つまり、

人望や人徳、人格といったものはそれぞれ1単語でありながら、

数十の次元をもつ恐ろしく複雑な高次元的概念であることがわかる


<言葉一つ一つが次元となりうる>

・男性→男→男らしさ

・秋→秋らしさ

・犬→犬っぽさ

・現実→現実味/現実感

・複雑な味→奥深い味わい

・奥ゆかしいさ

・しみじみさ

・わびしさ

・好き嫌い

もはやどうやって感知し、計って、判断しているのか

本人でもわからないような情緒は数多い

それを1単語に凝縮してしまえる人の知慮深さと罪深さよ


<絶対性理論>

我々は「現象(現実)」という1単位の中に

恐ろしく多くの「要素(次元)」を”見出し”

それを「数値(デジタル)」化、
あるいは感覚の「言語(モノクロ)」化によって

不連続な個々人がそれぞれの理知性で以って勝手気ままに”比較”する


それが数学、あるいは科学、あるいは学業

つまり、数遊び、言語ゲーム


しかし、正気に戻れば、

ふと熱が冷め、

ふと我に返れば、

現実はいつだって1であって

そこに”全”を見出していた計り知れない「自分」に気づき、

自らに怖気づき、遂には自分も1に含まれていることを知る。


言語的な範疇において、万人に普遍の真理など存在しない

しかし、みなで同盟を組んであるものを「真理」と崇めることはできる

言語ゲームとは智慧者が信仰と権力を得るための仕組みに他ならない


それぞれがそれぞれに独立であって、同時に

それぞれがそれぞれと一体である感覚を得ること


絶対性と相対性の彼岸

善と悪の彼岸

容中律と排中律の彼岸

自然と人為の彼岸

敵と同胞、他家と自家の彼岸


「現実」とは、「人情」とは、「わたし」とは

この世で最も奥深く、味わい深く、煩雑で、

同時に、翻って単純無垢である。


だからなんだ ってことにもならない

ほらね、全般的な事実はどうしてこう「味気ない」のだろう



ゲーム・スポーツ・娯楽もいい

批判・暴露ネタ・世界の裏事情・陰謀論も刺激的だ


でも本当は、できることなら、

もっとシンプルに率直に、

我を忘れて、まじまじと生きたいもんだ



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