日本郵便㈱東北支社は3日、東松島市とデンマーク王国との「復興ありがとうホストタウン」を記念したフレーム切手を同市に寄贈した。東日本大震災直後、駐日デンマーク大使が同市を訪れたことから交流が始まり、今に続く。これまで同国のフレデリック皇太子らも訪問し、平成29年に同ホストタウンに登録されている。【横井康彦】

美しい風景を切り取った切手フレーム

　記念切手はコペンハーゲンやロラン島の街並みなどデンマークの風景写真と、東松島市を象徴するブルーインパルスや大高森からの写真を盛り込んだ。1月25日から東京中央郵便局や東松島市内の郵便局で発売がスタート。500部限定、1シート1400円で発売している。

　贈呈式で矢本郵便局の今野康局長が「東松島市の観光名所やブルーインパルス、デンマーク王国の観光名所を84円切手10枚に収めた。一般の方々からもきれいな切手と評判が高い」とあいさつ。渥美巖市長に切手フレームを手渡した。

　渥美市長は「デンマークを広くＰＲいただけることはありがたい。コロナ禍で同国との学生交流などが休止しているが、東京五輪が開催されればしっかりと応援していく」と語った。

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