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子持ち育休中だけど転職して年収100万アップした話

タイトル通り。転職する際に自分がしたことと子持ちならではの転職する際のポイントをお伝えします。

簡略プロフィール
・1歳3歳の子持ち社員
・新卒から入社した会社で二度目の育休中

0. 転職サイトに登録してみる

転職したい!と思っても求人がなければ始まりません。転職サイトに登録すると、エージェントから面談しませんか?というメールが大量に来ますが、無視して動向だけウォッチしても問題ありません。もちろん面談して具体的に相談しても大丈夫です。電話だと30分くらいで終わりますし。なんとなく自分が転職したい業界の求人の動向や世の中の動向を見ていても勉強になります。
私は求人サイト経由でメルカリがメルペイ出すことを知りました(笑)
考えてみれば当たり前ですが、企業が次に力を入れる事業は、世の中にサービスが展開されるより先に求人が始まりますからね。

1.転職動機と今の会社のメリットを挙げる

会社を辞めたい理由と、今の会社にあるメリットを挙げます。辞めたい理由がマイナス方向であるなら、転職はしない方が良いです。今の会社にもメリットはあります。(特に対人関係)
現職のメリットよりも辞めたい理由を大事にしたい場合に、転職活動を始めることをおすすめします。
私の場合、現職は7年ほど同じ業務をしており、周りからの信頼もありましたが、現職の将来の先行きに不安があり転職を決意しました。

2.軸を定める

まず、大事なのは「転職の目的を何にするのか」です。職場に求めるのは働きやすくて給料高くて仕事もやりがいあって休みも好きに取れて等々と欲を挙げればキリがありません。が、優先順位をつけて自分が譲れないものを把握しましょう。転職目的は面接で必ず聞かれます。転職目的にブレがあると、面接官から必ず見抜かれます。
ちなみに私の場合は、成長産業で働きたいこと、を最優先にしました。次点で働きやすさ(制度が整っているよりかは、寛容な文化であるか)、ついでに年収アップしたら嬉しいな、くらいでした。
おそらく家庭を顧みずに年収アップに軸を置いたら、もう100万か200万くらいは年収アップしたかもしれないけど、人生のステージにおいて今優先すべきは子育てなので。

3.スキルの棚卸し

資格など専門性の高いテクニカルスキルだけでなく、ヒューマンスキルも立派な武器です。人の話をしっかり聞ける傾聴力、人に上手く仕事をお願いする交渉力なんかも立派なスキルです。ヒューマンスキルに関しては、配偶者や友人など他人から意見を聞くのが良いと思います。意外な発見があったり、自分を再認識したりと自分の強みを言語化して認知できるようになります。
また、自分の仕事に対するスタンスも把握しておくと良いです。これは、応募する企業とのカルチャーが自分と合っているかの指標にもなります。入社してみたら実は体育会系でした、キラキラ系でした、となると苦労するのは自分ですからね…

4.職務経歴書を書く

書き方は転職サイトを見れば例が乗っているので、ポイントだけ。「具体例」や「数値」を意識して書くと良いと思います。
初めは上手に書けなくても、エージェントが直してくれますので、思いつくことを簡潔に書きましょう。
私はずっと同じ会社の同じ業務であったため書くことが本当に少なかったのですが、具体例を3つほど挙げたらいい感じに埋まりました。

5.面接対策

ここまで準備できていれば、無策でも面接ではそこそこ話せるようになりますが、やはり面接後に後悔します。(私の場合)
「もっといい事例があったなー」「なんであんな話したんだろ」となります。面接時間は限られているので、より良く自分をアピールするために、「成功・失敗事例」と「そのプロセス」はあらかじめ準備したほうが良いと思います。
仕事において、プロセスは重要です。特に転職活動の面接では「何ができる人なのか」面接官は知りたいのです。私はセールス担当で、数千万や億を売り上げる案件にも携わって受注した経験があります。しかし、この事実だけでは採用されません。どうやって、大規模案件を受注できたのか、そのプロセスを問われます。そして、そのプロセスは再現性があるものなのか、面接官は知りたいのです。

6.逆質問対策

新卒の採用面接ではないため、面接していれば自ずと疑問は出てきます。面接は面接官に自分を知ってもらう場。逆質問は自分が応募した会社を知る場になります。
採用されたら目の前の人は上司や同僚になる可能性が高いです。実際に入社したら自分がどんな業務を行うのか、職場のカルチャーや制度について確認しておくのは自分にとって有効であると思います。

また、子供がいる私は、下記のような質問はしました。
「急に子供が熱を出したり、保育園から呼び出しがある可能性があります。そうした場合に自宅で仕事をすることはできますか?」
「事前相談によって対応可能ですが、基本急な残業はできず、基本17時には退社したいと考えています。もし業務が残っていた場合、自宅で続きを行ったり翌日に早朝出社して業務を行うことは可能ですか?」
ポイントは「子供がいるから早く帰るし急に休むけど、社外で作業することで帳尻を合わせることは可能か」です。
面接官に「子供がいるので17時には必ず帰ります。子供が熱を出して休んだり、早退することもあります」と伝えるだけでは、正直採用されるのは難しいと思います。子育て中なので配慮してほしい気持ちはわかりますが、受け身の姿勢でいたいのであれば、転職しないほうが良いと思います。
子供が体調不良で苦しんでいる横でも、バリバリ仕事しないと!とは思いません。しかし、最低限その日のうちにしなければならない業務を行えるくらいの働きやすさの自由度は備えている会社に勤めたほうが、自分のためになると思います。

最後に、これは必ず聞いたほうがいいと思います。
「今日の私の面接はどうでしたか?」
これ、聞くのちょっと恥ずかしいのですが、面接官から即座に面接のフィードバックをもらえて、自分を客観視ししてくれるので次の面接にも役立ちます。また、面接官からの評価があまりよくなかった場合でも、その理由を聞くことができて挽回するチャンスが生まれます。
実際に私はこの質問をしなかったら、不採用になっていた企業もあったと思います。


7.おわりに

転職活動って正直大変です。疲れます。よっぽど「どこでもいいから転職したい!」と思わない限り、時間もお金もかかります。いくら今が売り手市場とは言え、良い求人は人気があります。
もやもやしているけれど自分にはスキルもないし、と悩む女性は多いと思います。でももやもやして何も行動しなければ、もやもやはそのままです。転職サイトに登録する。エージェントと面談してみる。一つずつ行動を積み重ねていくことで自分の気持ちが変化することもあります。
自分もこの転職が正解かどうかは今はわかりません。自分で行動して正解にしていくことが、今後の自分の課題だと思っています。

転職活動を本格化させた後に知りましたが、motoさんのツイッターはおすすめです。副業だけでなく、本業でもきちんと成果を出している人です。
上でも述べているプロセスの再現性の話は、motoさんの考え方が元になっています。

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どこにでもいるワーママですが、子育てしつつ仕事を楽しめる日々にしていきたいと思っています。