この日の朝食は、宿のオーナーが昨日のケーキのお礼で、
どこからか朝ごはんを、テイクアウトしてくれてました。
オーナーの娘さんが、ビニール袋に入った「雑炊」のようなものを、持って帰ってきました。
それに卵焼きを作ってくれて、雑炊の上に乗せて食べる。
この日の朝ごはんは、宿のオーナーと、その孫娘と食べました。
とても素敵な時間でした。

12時にチェックアウトで、15時にホテルの方が空港まで送ってくれるとのこと。
それまでは街をブラブラ。またカフェに入ってコーヒーでも飲みます。
コーヒーだけでは少し寂しく、なぜかケーキも頼みます。（旅をしていると糖質を多く摂りがちに…）

都心部のカフェ、スタバなど入ると、パソコンやタブレットで読書する人が多いが、ここのカフェでは本を読んだり、紙に書き物をする人ばかり。
その空間が、居心地がいいです。

14時半に宿について、別れの挨拶。
「結婚したら、また来るよ」と伝えたら、オーナーも娘さんも泣いていました。
自分は、空港まで送ってもらうバイクの後ろで
こっそり泣きました。笑
本当に、良き出会いでした。

年齢が３０半ばになり、もう一人でひっそり生きていくんだと、
思っていましたが、旅に出て家族経営している宿に泊まり、そこでお世話になり、
家族って良いなと感じるようになりました。

不思議です。
一人旅は自分探しと、いいますが
言葉もあまり通じず、違った環境、文化に身を置く事で、自分の中で、湧き上がる物があります。
いつもとは違った、感覚を使っているからでしょうか。
日本の事や、自分の生まれ育った環境を思い出したり、普段の生活では、感じないことに、感謝したくなります。
登山や冒険も、それに近いかもしれません。

そんなこと考えながら次の国、ベトナム、ハノイに向かいました。

ケーキ、コーヒー　92,000kip（ラオスキープ
空港までタクシー　100,000kip
お土産　580B（タイバーツ

市街地までタクシー　200,000vnd（ベトナムドン
水 20,000vnd
フォー　75,000vnd

約5,570円