妊娠が分かった日の夜、もう０時は回っていたんだけどどうしても伝えたい人がいた。

母親だ。

母はスーパー心配性でスーパーおせっかい。
一見大ざっぱだとか、そんな風に見られがちな母だけど、割と典型的なＡ型タイプ。
私は父の楽観的な性格を受け継いでいる節があり、母には「心配しすぎたよ！」って思うことがたくさんある。
父はB型。ちなみに私はＡＢ型。

学生時代、富士山に登ると両親に報告したところ、父は「いいねいいね！」って感じだったが、母は「体力が無いのに、高山病になったらどうするのよ。危ない！」って。
もちろん登ったけど。。。
とにかく娘のことが心配らしい。

そんな母だから、私たちの妊活事情も密かに心配していたらしかった。
たまに電話で話すときにも、なんか言いたそうな感じが割と見え見えだった。
いろんなことをオープンに話せる親子関係なのは昔からだけど、そのことは２人の中でもタブーというか、少し微妙な話題だったと思う。

電話したとき、ものすごく喜んでいた。
こんな夜に連絡があるってことは、もしかして！と思ったらしい。
本当は気になっていたけど、プレッシャーになったら嫌だなとか色々考えて、聞かなかったって言っていた。

赤ちゃんの予定日が母の誕生日の２日前ということに、ものすごくテンションが上がってた。
同じ誕生日になったりして！なんて嬉しいのが声のトーンですぐに分かって、私もすごく嬉しくなった。

父ももちろんすごく喜んでくれた。
妹の飼っている犬を孫のように可愛がっている父は、「２人目の孫ができて嬉しい」って言ってた。
父が言いそうなコメント候補にノミネートされていたから、やっぱりなって思った（笑）

ふたりの妹も、初の姪か甥の誕生を楽しみに待ってくれている。

義両親もとても喜んでくれて、お義母さんはトツキトオカのアプリをインストールして毎日の成長を楽しみにしてくれている。

こんなに皆が楽しみに待ってくれているなんて、本当に幸せなことだと思う。

私たちもこんなふうに、待ってもらって、生まれてきたのかな。
私たちも、もっと噛み締めないとね。
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