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今更おうちシネマログ


2月終わっちまいますね。やば。
まぁ焦ったところで終わっちゃうのでね、とりあえず最近のあれこれを気の向くまま徒然と。

noteではドラマの話ばかりしていますが、かと言って映画が嫌いな訳ではないのです。わたしは映画館という空間がちょっとニガテで、なので必然的に自宅で映画を観るしかなくって。だから、あぁこれおもしろかったな〜〜という気持ちに浸るのはいつだって世間の流行が過ぎ去った後になるので、どの作品も今更好きって言っても……なんて思ってたのですがせっかくなので、感情が冷めやらぬうちに。感動が感動で薄まってしまうまえに。ゆるゆると残してみようかなとふと思い立った次第であります。


・ロマンスドール

前述通り根っからのドラマっ子なわたしは、いわゆる映画俳優さんと呼ばれる方々を観る機会が極端に少ない。きっとその中でも最たるのが、蒼井優さんじゃないかなと。本当にご無沙汰でして、もしかしたら動いてお話する蒼井優さんを見たのは山ちゃんとの結婚会見ぶりかも知れない。(あの会見の雰囲気ほんとに可愛かったよねぇ)
まぁそれはさておき、高橋一生×蒼井優という魅力的な並びに惹かれて観てみたのだけど期待以上に最高だったな〜〜。蒼井優さんのまばたきがね、それはそれはうつくしくって。儚くて壊れそうで、その危うさがとても素晴らしかった。
大好物のぼろぼろに泣く高橋一生も摂取できました。ほくほく。あとエンディングのネバヤン、一生さんの弟さん!!最後まで作品にもぴったりで、やはり声の相性って大事だなと改めて。



・彼女がその名を知らない鳥たち

熱しやすいわたしはまんまと蒼井優ワールドを堪能し始めてしまったのですが、これがダントツに良かった……!阿部サダヲ、竹野内豊、松坂桃李、登場人物が全員ただただ『ヤバい』。ちょっとマジで言葉を失うほど、とんでもなかった。あなたはこれを愛と呼べるか、というキャッチフレーズが頭から離れなくって。終始呼吸が詰まるような澱んだ空気のなか、お姉さんが換気で一瞬だけ開け放った窓のシーンでようやく息が吸えた感じ。観終えたあとの身体への残り方もハンパなかったので、このあとは何ひとつとして入ってきませんでした。気軽に見返すことができないくらいの重くて深い、溜息。でも、きっとまたいつか観たくなると思います。心が丈夫な時に。



・ラストレター

最近映画の番宣でよくバラエティとかに森七菜ちゃん出てるじゃないですか。本っっっ当に “ヒロインど真ん中” な彼女に、笑ってても食べてても何しててもつい目がいっちゃう。ほくろ父も「あっ、森七菜ちゃんやん♡」って絶対言う。孫みるばりのデレた顔してる。
この映画はちょっと前に観たのだけどもそんな森七菜ちゃんに対する「好き」の原点というか、頂点というか。エモの権化が詰まった映画でしたよね。もうほんとにね、画面の中でずーっと小動物みたいなのよ。動きとか表情とか全部次の瞬間にはまったく違う雰囲気を纏っているのがもう堪らなくて、あぁだからわたしは彼女から目が離せないんだな、と納得のゆく作品でした。制服姿にポニーテールで春からのドラゴン桜2に是非とも出てほしいという願望を抱いてます。頼む!!



・前田建設ファンタジー営業部

これ、めっっっっちゃ良かった!!!!
いわゆるお仕事モノなんだけど、ありがちな大きな失敗と挫折がないのがすごく有難かったなと。わたしは共感性羞恥という心の性質がとても強くって、たとえそれがフィクションであったとしても「誰かの失敗や挫折、謝る、怒られる」のシーンにどうしても心がざわざわしちゃって駄目なのですが、これはそういったしんどさがない映画でした。勿論成功ばかりじゃないんだけど、上手くいかない過程すら笑ってやり過ごすというか適度にスルーしてくれるというか、その絶妙な塩梅が終始心地よかったです。高杉真宙・岸井ゆきの・上地雄輔・本多力、と素敵なキャストが揃う中で上司のおぎやはぎ小木さんがとにかくベストアクト!!優勝!!!

あと、この話の元になった実在企業さんのHPがすっごく素敵なので観てほしいのです〜〜。こういう大人の真面目な遊び心、だいすき^^
http://www.maeda.co.jp/fantasy/index.html



・レオン


名前だけは知っていた名作中の名作。20数年ぶりに観るらしい父と一緒に、はじめて観ました。最後までまったく飽きさせないテンポの良さ、シニカルでキュートなマチルダ、レオンも不器用で渋くて素敵なんだけど、何と言っても狂気のゲイリーオールドマンが!!か、か、格好良すぎた……。有名なあのラストシーンは観る前から知っているはずなのに、しっかり泣けました。
お分かりいただける方も恐らくいらっしゃると思うのですが、なんか無性に前髪切りたくなりますよね??(前髪作ったことないけれども)



そんな感じかな!

なんか年末くらいからめちゃくちゃ邦画が豊富で、数ヶ月後のわたしが観たいものたちが溜まりに溜まる一方。ミステリー以外はネタバレ大丈夫派なので、皆さんのレビューも先に読んじゃってます。笑

・観たいものたち

罪の声、浅田家!、望み、midnightswan、マザー、スパイの妻、花束みたいな恋をした、ヤクザと家族、哀愁しんでれら、ファーストラヴ、私をくいとめて、生きちゃった、あの頃。、すばらしき世界、まともじゃないのは君も一緒   他


どれもこれからの楽しみです。

今のところ、いちばん好きな映画はやっぱり「湯を沸かすほどの熱い愛」!

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