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ブンデスリーガを生観戦②(ドイツ編④)

フランクフルト対ヘルタベルリン戦が開始した。

立ち上がりから、激しい競り合いがあり、私はレベルの高さに感激した。

試合は終始フランクフルトペースで進み、ゴール前まで何度もいい形を作っていた。

前半20分代に立て続けのゴールでフランクフルトが2-0とする。

得点者は両方コロ・ムアニ選手。

1得点目は、PK。
裏に抜けて突破を図ったコロムアニ選手がディフェンダーのファールを誘いPKを獲得、そして自分で決めた。

この間に、普段がPKキッカーを務めることが多い鎌田選手がコロ・ムアニ選手にボールを譲っていたのが印象的だった。 

2点目は、29番のイェスター・リンストロム選手からのスルーパスでキーパーと1対1になったコロム・アニ選手がダイレクトで流し込んだ。

最も簡単にやってのけたが、ボールとゴールキーパーの位置を確認しないと出来ない難しいシュートだと思う。さすが、コロムアニ選手。

リードして余裕を持ったフランクフルトは、後半にも追加点を上げて3-0で完勝だった。

長谷部選手は試合を通して、精度の高い縦パスを何本も通し、攻撃の起点になっていたし、要所でピンチを摘み取る活躍をしていた。

鎌田選手もボランチから下がってボールを受けて、ゲームを作ったり、何本か効果的なスルーパスを通すなど攻撃の中心を担っていた。

贔屓目なしに、この試合は長谷部選手も鎌田選手がゲームを作っていたように思える。

特に長谷部選手は39歳にして、フル出場なんて超人すぎる。

この人はいつまで現役を続けるのだろうか。

試合中何度も声を張り上げていて、やっぱりこの人はキャプテンが似合うなぁと思った。

特に3-0になって試合も終盤に差しかかった頃に、味方の簡単なミスでピンチを招いた際に、手を広げながら叫び、チームの指揮を挙げている姿はとても印象的だった。

(いつ引退するかわからないが)引退する前に生で試合を見れて本当に良かった。

試合後のスタジアムはフランクフルトサポーターで大いに盛り上がっていた。

特に2得点を決めたコロムアニ選手のチャント(応援歌)を連発していた。

コロ、コロ、コロ、ムアニ!!

というチャントがそこら中で響き渡っていた。

初めてのブンデスリーガ観戦だったけれど、サポーターの熱やプレーの激しさ、日本人選手の活躍など、とても見どころがあって最高だった。

私は今日のことを一生忘れないんだろうなと思うような最高の体験だった。

興奮が冷めやらないので、今日の夜は寝れそうにない。

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