おっちょこちょいの皆さん、こんにちは！下半期なのにスケジュール帳がピカピカのHiDeです(@^^)/~~~

今日も「失敗」してますか？

失敗、したくないですよね？

でもどうせしちゃうじゃないですか。

諦めましょう！

というわけにはいかないので（←あーあ、火がついちゃったw

一旦失敗を防ぐのは諦めて、別の角度から傷を癒しましょうって言ってるんですよ！

人生に失敗はつきものと言いますが、失敗のお尻に人生がくっ付いてきちゃったような皆さんでも、あんまり気にしなくてもよくなる方法を探しましょう。

今日はそういうキモイ発想でお届けします。

・芸術的センスでごまかそう！

皆さんは牛乳を注ぐ女という名画をご存じでしょうか？

1657年ごろ、フェルメールによって描かれた1枚です。

絵をよく見ると、細部まで書き込まれてはいますが、タイトル通り「牛乳を注ぐ女だなぁ」といった感想しかわいてきません。

ところが、この時代の名画にはモノの配置や光の差し込み方で、宗教的な意味やメッセージを込める、という技法が主流だったのです。

つまり、そのメッセージを読み取ることで初めて名画の価値を知ることができるのです。

なるほど、素人にはわからないはずです。

そこで、美術に大変学の深い研究者の方々の感想がこちらです。

「左のタイルにはキューピッドのガラが描かれているが、よく意味は分からない。」

「下向きの視線とすぼめた唇が、悲哀を意味しているのか、集中を意味しているのかは、誰にも判断できない」

「この女は一体何を考えているんだ？」

おい！！！！！！！！

学！！！！

極浅じゃねえか！！！！

実際、わかんないって正直に言うのは偉いし面白い、えらおもろいんですけど、それにしても本当に題名以上の意味がない作品が数百年間名画として保存されることってあるんですね。

皆さん、コレです。

ただ牛乳注ぐだけのしょうもない風景がウケるってことは、皆さんの失敗、めちゃくちゃ絵として価値が出るんじゃないですか？

というわけで、さっそく失敗名画作っていきましょう！

・割れたグラス

ウェイターのあなたがグラスを床に落として割ってしまいました。

しかも一度や二度ではなく何回も過去に割っています。

店長の呆れ顔を想像すると胃がキリキリしますね。

しかし、今回は名画を作るコーナー。見方を変えてそれっぽいタイトルを施せば芸術になるはずです。

『忘却』

どうでしょうか？

このように淡い色味と意味ありげな熟語の組み合わせによって割れたグラスが何かの比喩かのように錯覚させることができます。

あとは勝手に読み手が考察してくれるでしょう。

・考察例

「忘却……これはおそらく恋人と別れなければならなかった少女の悲哀を表している。割れたグラスは痴話喧嘩のときにどちらかが投げたものであると同時に、少女のバラバラに砕けてしまった心のありようを表している。大変深い作品。」

実際のタイトルの意味は「ミスりすぎて何回目か覚えてない」ですが、上手いこと勘違いさせられそうですね。

このままどんどん行きましょう。

・叱られ

恥ずかしい、情けない。こんな上下関係を実感させられるシチュエーションでも名画にすればこの通り。

『真実』

男女それぞれの人体に含まれる有機体や微生物を可視化したものです。

いかがでしょうか？もう体のどの部分に有機体が集中してるかにしか目がいきませんよね？

見てください。奥さんは「怒り」にリソースを割くあまり頭がスカスカです。

むしろ左の男性のほうが生物として優れていると言っても過言ではないのでは？

上下関係が一気に逆転しましたね。これが名画の力です。

・貯金ゼロ

ほぼ何もできない人の通帳です。

前回の出費時は3万近くたまってるのに、今回はさらに貯金が減っています。いつになったら貯金がたまるんだ。

この写真からはその日暮らしな人という印象を受けますが、名画にすると果たしてどうなるか。

『巻き戻ってる……！？』

「確かに昨日給料が振り込まれたはず……。なのにどうして！？」

「ひょっとして俺、タイムリープしてる！？」

見事に貯金の無さから目をそらすことができました。

もう完全に嘘ですが、勢いで乗り切りましょう。

・終わりに

いかがでしたか？皆さんもエグイ失敗をしたときは芸術の力に頼ってみてはどうでしょうか。

アーっという間に悩みがなくなるはずですよ！アートだけに。

……

うわ、やっちまった～。名画の力で何とかしてくれええええええ～～！！！

それではさようなら～！！($・・)/~~~