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落語とチルと名も無き龍ティマイオス

ZURUZURU!どうもー!SUSURUでーす!!

……嘘ついてすみませんでした(満身創痍)
ちょちょ、SUSURUさーーーん!!!!!!!
俺の小腸ちょめめいせんでくださーーーい!!!!!!!!!
いだだだだだだあああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
SINUUUUUUUUUUUUU!!!!!!!!!!!!

※この話はフィクションです。

この度は、SUSURUさんに関して、事実とは異なる風説をさも事実かのように流布してしまい多大なるご迷惑をおかけしてしまいました。

大変申し訳ございません。

つきましては、社内で慎重な検討を行った結果、幣記事にかかわるライターには常識では考えられないほどの著しい職務逸脱行為が認められたとし、重大な処罰が相応しいという決断に至りました。

本日を以て、当社はHiDe氏を

解雇、乳首つねり上げ、ひじ脱臼、蛇ケツの穴つっこみ、ミラノ風ドリアノーハンド5秒完食、ピーピー鳴るサンダル履き同窓会、自宅弱フリーWi-Fi拾い、ネットフリックス永久BAN、フルオートマシンガン射殺

に処することとします。

最後になりましたが、SUSURU様、関係者の皆さま、そして読者の方々に多大なるご迷惑をおかけしてしまったことを、重ねてお詫び申し上げます。

この度は誠に申し訳ありませんでした。


……

………、

……はぁ……なんで俺がこんな目に合わなきゃいけないねん……クソがっ!!!!!!!


カー!!!!!!!!!!

ペッ!!!!!!!!!!!!!!!!



……さあ、では……はぁ、日記を書いていこうと思いますぅ……(すべてをあきらめた目)

コロシテ……。

正直なとこ、もう今更日記なんてどうでもいいでしょと思ってる。相当疲れた。何がって、罰ゲーム何にしようかなって考えるのが。

こういうフィクションの上での人物が大変な目に合ってるのって、執筆してる本人にものすごいダメージがある。

と言っても、物理的な痛み系は書いていて特段何も感じない。
ケツの穴は無事です。

精神面にかなりダメージがあった。具体的にはピーピー鳴るサンダル履き同窓会が相当しんどかった。みんなが一瞥して奇異なものを見る目で離れていく画がかなりリアルに想像できてしまい、恥ずかしさと、強制されてるとわかってもらえない悲しさでいっぱいだった。

とはいえ、今回のシチュエーションは身から出た錆なんだけど。

それはともかく、恥ずかしいものは恥ずかしいし、悲しいものは悲しい。

こういう時、何とか言い訳して体裁を保とうとするのが有効なのではないかと思いついた。

例えば、同級生から奇異の目で見られても、
「いや!あえて、あえてのやつよ?」と、常識があってかつ熟慮の末の奇抜なファッションを装ったり、

まるで英国紳士のように堂々と振舞うことで、ピーピー鳴るのは恥ずかしいことではないと相手に擦り込んだりなど。

まあ、どちらの場合でも最終笑われるとは思う。
ドン引かれるより100倍マシだし、むしろ自分は笑われたい。

実は過去、似たような出来事があったのだが、(その時は単に面白いことをやれみたいな雰囲気だったので罰ゲームではないけど)恥ずかしさのあまりすべり倒してさらに死ぬほど恥ずかしくなった。

幸い、詳細に関しては忘れているので夢に見てうなされることはない。
だけど、今回のことで心の奥底ではあの出来事が深いトラウマになっていることに気が付いてしまった。

実際トラウマはその後の人生にも影響していて、とにかく人からの無茶ぶりをされる場面だけは必死に避けるようにしている。

冷静に考えると、過去のトラウマをわざわざ掘り出してダメージ喰らってって、何をしているんだ?と思う。

きっと人ってそういう生き物なのかもしれない。



円楽師匠の落語をたまたまYoutubeで拝見した。
ENGEI GRAND SRUMという異種お笑い格闘技のような番組で、観客はほとんど若者の女性客。その中で10分弱に及ぶ本格落語を披露されていた。

まず、正直な感想として、一観客として見た時笑いの波の周期がかなりゆったりしていると感じた。誤解しないでいただきたいのが、私は落語が嫌いではない。むしろかなり好きだ。特に円楽師匠は幼少期から祖母と笑点を毎週欠かさず見るくらいに好きだった。落語単体に関しては正直ほとんど見たことがないが、今回のを見て好きだなと感じた。

少々ダセーン(2chネイティブ)してしまったが、話を戻すと

近年は笑いの要素の内、【速さ】の占める重要度の割合は格段に増していると強く確信している。それはもう、加速度的に。

一時期流行ったVineのようにTikTokやYoutube Shortsを筆頭とする数秒面白コンテンツ大量摂取が時代を席巻しているからだ。背景には、発信のしやすさからくるコンテンツ無限増大がほぼ間違いなくある。

そして、その影響力は若ければ若いほど顕著である。

だからこそ、番組で本格落語を披露するのは見てる側からすれば相当怖い。
アップで円楽師匠が抜かれてるとき、客席の誰かが居眠りでもしちゃいないかと胸がざわざわしてしまった。

結局のところ、出番終わりに盛大な拍手が送られていたのでほっとした。

こんな書き方をしていると、終始心配しながら見てやしないかと思われそうだが、実のところ2,3分したら落語の面白さに引き込まれてしまっていた。今度は面白さにフォーカスしていこうと思う。

というか、最初からそうするべきだった。すみません。

どう面白かったかと言うと、一番に言いたいのは「噺」のリズムの心地よさだ。

先述の通り、ほぼ初めての落語だったのだけど、実は学生のころ演芸館か何かで生を聞いたことがある。

その時は(遠くて聞こえないのもあったのだけど、)なんとなく退屈な印象を受けた。

しかし、円楽師匠の落語には全く退屈な印象は受けなかった。
むしろ、別物のようにさえ感じた。
多分だが、ものすごいレベルが高い。何の知識もない素人だが、明らかに聴きごたえがよかった。

程よくかすれた声が心地よく、ずっと聴いていられるなあと感じた。

書いていて思ったが、落語は長いからこそ落ち着いた調子があっているのかもしれない。もしハイテンションな漫才を10分聴かされたとしたらたぶん耳障りだ。

ハイテンションな落語家の方もいるのかもしれないが、所感としては落ち着き調子が落語の良さだと感じた。

関係ない話ではないのが、「チル」という概念の流行だ。

キラキラダイヤモンド?

それはチルノ。

度々脱線すみません。

「バーカバーカm9(^Д^)」

バカっていう方がバカなのよ!

このネタは果たして伝わるのだろうか……(不安)


チルはコンテンツの過剰摂取による中毒症状を和らげるものとして水たばこや栄養ドリンク、音楽など様々な形で流通している。

落語もまた、そのひとつになる可能性を感じた。


それではとりあえずお茶でも飲んで落ち着きましょうかね。

いやいやそりゃ遠慮しときますよ

どうしたんだいあんた

いやね、実はあたしゃお茶が大の苦手でございまして。
聞いてください。それではここらで一杯お茶が怖い。

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