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Fujifilm X100VI 1週間使った感想と転売について想うこと(素人がプロなるための260週の記録)

(第65週)
3月28日にX100VIが到着して、やっと週末試し撮りができました。

予想通り、いいですね。特に気に入った点は次の三つ。

1、第五世代のX-Trans CMOS5、X-Processor5 HRの組み合わせ
これは単純に4000万画素になって高解像度になったということではなく、階調の幅が生み出すLeicaにも負けない湿度感がすばらしいです。
2、REALA ACE
フィルムシュミレーションの追加されたREALA ACEですが、個人的には常用に最高です。今までスタンダードはPROVIAだったのですが、気持ち特徴が薄いなと思っていました。ASTIAは柔らかすぎで色のりが問題、VELVIAではきつい、スナップのとき、こういう状況結構あったんです。
REALA ACEはPROVIAにもう少し色あいとコントラストを微妙に足した感じに思います。PROVIAが記録色だとすれば、REALA ACEは記憶色のスタンダードだと思います。
3、手ぶれ補正と内蔵NDフィルター
これ最強です。スローシャッターをつかうブレ写真を撮る時、フィルター装着、三脚などセッティングなしに、手持ちでサクッと撮れるのが素晴らしい。(下記の作例を参照ください)

で、今週撮ってきた撮って出し作例が以下です

REALA ACEで撮りました。自然ながら、花びらのほのかな色づきがいいですね
これぞVELVIAの真髄
Classic Chromeはやっぱりお気に入りです
 
Acros + Rフィルターは、僕のモノクロ写真の定番です
これがNDフィルターと1秒、手持ちでとった写真。こういう写真がサクッと撮れます
これも手ぶれ補正の恩恵

最強のX100VIなのですが、早くも受注停止になったそうで、皆さんの手に早く届いてほしいです。フジさん 生産がんばれ!

予想通りメルカリなどで高額な転売取引が行われていますね。1934台限定のLimited Editionに至っては、35万円のところを70万円以上の値段がついてます。この製品はフジの直販サイトでの抽選販売だったのでたとえばメーカー製品保証は、購入者のみとか、転売対策してほしかったですね。

僕は基本的に転売反対派です。
Youtubeで一部の写真家の方が「資本主義なんだから、需要と供給の関係でプレミアムがつくのは当たり前。お金のあるひとは転売屋から買えばいい」というような発言をされていましたが、本当に残念です。
私の購入したMカメラさんも、購入時、受注完了日と数回、購入条件として転売禁止ですというメールを頂きました。
YカメラさんもBカメラさんも同じような文言が書かれていたと思います。

確かにリテールプライスに利益を乗せて転売することは、少なくとも現在チケット以外は違法ではないのですが、資本主義社会だからOKということでいいんでしょうか?
世の中にはモラルとか、社会ルールとかがあってそこをベースにしなければ資本主義社会だって成り立たないと思います。
(街角で小さなゴミをポイ捨てするのは罪ではないですが、それはいいことではないはずです)
そういうことを公然とメディアに言い放っている、しかもそれが写真を生業にするひとが。。。本当に残念に思いました。
(この写真家さんですが家族写真を過去撮っていただいたり、サロンにも一時期入っていました)

X100VIは決して特別の写真が撮れる万能カメラではないです。
いい写真を撮るポテンシャルとしてはX-T5とか、X-H2の方が上です。あくまで、Xマウントのレンズ群を手放したので、サブ機として私のとって最高のカメラということなのです。
ですから、転売屋から30〜40万円 で買うならば、X-T5にFujinonレンズやフォクトレンダーなどのセットをおすすめします。
(ファームウエアアップデートでREALA ACEも使えるようになる予定だそうです)

今日はこの辺で。。。


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