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私が仕事が好きな理由

私は仕事が好きだし、社会に出てから15年ほど仕事中心の生活を送ってますが、最近ふと「なんで仕事が好きなのだろう?」と改めて考える機会があり、書いてみようかと思います。

私は群馬県の富士見村(今は合併して前橋市になってます)赤城山の麓の村生まれなのですが、生まれた時は祖父が地元で大きな建設会社を経営しており比較的裕福な家庭だったと思います。
ただ病気がちだった祖父は私が小学4年生の時に病気で他界しました。
そこから祖父名義の多額の借金が判明したり会社の業績が実は蓋を開けてみたらかなり悪かったことが判明し、家族が一気に貧乏になりました。

祖父が経営してた会社は潰れてしまったので、その会社で働いてた家族全員が失業もしました。

その後は家賃を毎月払えるかどうか、もしくはまともに払えないような家庭になりました。食事はなんとか食べられてたような気がしますが、家族で旅行に行ったり外食したりといった記憶はありません。

そんな感じで高校まで過ごしてたので本当に早くこの環境から抜け出したい、人生一発逆転したいというのは子供心にずっと思ってました。

そして、こんなど田舎で人生一発逆転するには大学だ!それも一流と言われる大学にいけばきっと何かが変わる、そう思い、東早慶のどこかに入ることだけを決めて、部活が終わった高校3年の夏からの半年間は死ぬほど勉強しました。
受験始めた時の偏差値は40くらいですかね、確か。
もちろん塾に行くお金なんかないし、模試すら受けられない。なんとかやりくりして買った赤本と数冊の参考書を擦り切れるほどやりまくって、最も行きたかった大学の学部一本に絞ってそこだけ受験しました。

無事大学は合格したのですが、お金ないのに私立の大学だったので生活費や学費を稼ぐために死ぬほどバイトしまくる日になります。

稼げど稼げど学校の学費に消えていく。お金もなくて、一人暮らししてた家のインフラは止まりまくるわけです。
ガス→電気→水道の順にとまり、人間にとって水は大事なんだなーと実感したり笑

おまけに働き過ぎたのが祟ったのか、お金なさ過ぎて栄養失調だったのかわかりませんが病気になってしまい、それをきっかけに大学も辞めてしまいました。

なんとかこの貧乏な人生、お金のことばかり考えて生きる人生を辞めたくて大学にきたのにそれもやっぱり叶わないのか、と考えたことを覚えてます。


しかし、このあとフリーターとなって始めたテレアポのバイトが人生の契機になります。

池袋にあるH通信さんでのバイトだったのですが、そこは学歴も出身も今のステータスも関係なく、結果を出した人に経済的にわかりやすく見返りを返す、ポジションも責任もどんどん与えるという仕事でした。

はたから見るとこれはめちゃくちゃキツく見えますが、当時の私にはとても新鮮で、頑張ったらその分わかりやすく報われるという世界をついに見つけてなんとしてもここで結果を出して人生変えてやると思ってました。

ありがたいことにここでちょっとした自信(今から思うと勘違いですがw)と、初めて家賃払えるかな?そのためにご飯我慢しなくていい、みたいな生活を手に入れました。


そこで感じたのは「仕事」というのはフェアである、と。
もちろん理不尽なこともあるんでしょうが、生まれ育った環境やお金のあるないでチャンスがないそれまでの社会に比べて「仕事」は結果を出せばその結果に対して評価され、感謝されるし、報われる。お金がなくて困ってた人生から逆転する機会を自ら作れるものなんだ、と感じだことを覚えてます。


いま思えばこれが私が「仕事」のことが好きな理由でしょうね。

「仕事」はそれまでの人生がどうだったかに関係なく、仕事を通じて社会に価値を提供できればある程度フェアに評価されて返ってくる。それによってお金を得たり、自分の自信になったり、友人ができたり。

もちろん、仕事してないとあの頃に戻ってしまうのではないかという根拠のない強迫観念というか不安みたいなものがあるから頑張るという側面もあります。

それでも、いろんな大変な環境にいたり恵まれない状況の人でも「仕事」に関しては、その人の提供した価値で評価されて還元される、それを信じられるので好きなんだろうなと。


「仕事」ではフェアであり、提供した価値によって評価されれば、不利な立場の人でも逆転したり立ち直ったりする機会になるはずなのに、それがなされてない社会の構造を少しでもかえるために、働き方をテーマに会社経営をしています。

一度でも派遣や非正規になると不利、東京離れると不利、子育てでブランクあると不利、時短になると不利、、、
残念ですがそんな状況がまだまだたくさんあります。

格差が広がってることが社会課題として取り上げられることが多くなりました。
それ自体も課題だと思いますが、私としては逆転したいのに機会がない、這い上がれるチャンスがない、そんな社会にしたくない思いが強いです。それも自分が救われた、好きな「仕事」の分野では特に。

場所や時間にとらわれず提供してる価値が高ければ真っ当に評価される、それだけ。
それだけのことを少しでも享受できる人を増やせたらいいし、当たり前にしたいと思います。


会社としてかなりの速度で成長、拡大してますし、ありがたいことにたくさん応募いただにます。が、まだまだ全員採用したり雇用することはできてません。
それは力不足でしかないし、申し訳ない気持ちしかないんですが、「仕事」を通じていつでも人は挑戦できる、何度でもどんな立場でもチャレンジできる機会を増やせるようにこれからも頑張ります。


今日は以上です。


#働き方 #仕事観 #キャリア #キャスター #働き方ファーム

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石倉秀明@キャスター

場所、時間、雇用形態、社内外などのあらゆる境界があいまいな新しい組織である「ボーダレス組織」を提唱。キャスター取締役COO兼働き方ファーム代表取締役 #bosyu 運営。noteでは採用 | 働き方 | 組織論 | 仕事術などを書いていきます。

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コメント1件

まさに高校入試から大学中退までのルートが同じ感じです。そして仕事が好きという価値観も共感しました!それがあって、わたしは今、フリーター・ニートのまま「若者」を終えてしまいそうな人たちにも、もし仕事をしたいと思えるならそうできるきっかけを作りたいと考えてます!石倉さんの記事を読んでとても元気になれました!
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