こんばんは。今日は「人生の意味」について考えていきます。

▷意味と意義

「意味」ということばと、よく混同されるものとして、「意義」があります。

しかし、この2つは明確に違うものであり、まずはそこを明らかにすることが、「人生の意味」を考えるうえで大切です。

早速ですが、「意義」ということばには、「価値があるかないか」というニュアンスが含まれています。

例えば、「休日は有意義に過ごそう」とか、「その行動には意義があって良いね」とか、そんな感じです。

特に僕たちは小学生くらいから、「夏休みを有意義にしましょう」とか、言われまくっているので、「意義のないことは価値がない。人生には必要ない」と考えているケースが多いです。

しかし、自分の人生を、自分の足で歩いていくということは、「意義」を求めるのではなく、「意味」を大切にすることなんです。

▷意味ということば

さて、その「意味」ということば、まず注目していただきたいのが、「味わう」という漢字についてです。

もはやこれが結論でもあるのですが、「人生を味わうこと」が「人生の意味」であって、「生きる理由」とも言い換えられます。

じゃあ、「味わう」とはなにか？

これはひとことで言ってしまえば、「自分の身に起こることを“心”で感じる」ということです。

運命に身を開く、経験に身を開くということ。

もちろん、実際にはひとことで言えるような、そんな簡単な話ではありません。

しかし、この「意味」ということばの捉え方によって、自分の人生が変わっていくんです。

▷人生を味わう

さらに深掘りしていくと、「人生を味わう」というのは、「有意義ではないことを積極的に受け入れること」であり、「自分ならではの興味関心を大切に育てること」です。

このスタンスでいること、それが自分の人生を自分の足で歩くには、とても大切になります。

だらだら過ごしていたって、休日を1日Netflixで終えたって、ダイエット中なのにプリンを食べたって、それで良いんです。

「そんなの“無意味”だよ」ということばに惑わされてはいけない。

逆に言えば、何もかも自分の全てを「有意義」に塗り替えようとすることは、もはや「生きている」とは呼べないのかもしれません。

自分は自分であること、他人は他人であること、まずはそこを認めて、そして、「自分が自分の人生を味わう」ということを、意識してみると違った世界が見えてくる。

僕はなんだか、最近そんなことを思うようになりました。

▷おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました！

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