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キャリア教育-必須となる5つの指導力


「子どもたちの前で大人が堂々と夢を語れる社会を作る」

今生における私の数ある重要目標のうちの一つです。
大人が子どもたちの前で夢を語れない、惨憺たる現状の日本。
学校の先生方も深くて大きい苦痛と疲弊の中にあり、例外とは言えません。

いつから日本はこうなってしまったのか?

かつて私が夢見たのは・・・
文化性を発揮して国際社会で活躍する国家と国民の姿。
だから日本文化を守り、広めることを目的として国語教師になりました。
今となってはその事績もすべて無に帰したかのような感覚を覚えます。

誰がこの国をここまで追い詰めてしまったのか?
いやいや、そんな恨み言を繰り返しても、事は好転させられません。
その時間があるならば・・・
草の根からでも精神の運動を起こすべきだと考えています。

◇◇◇

日本民族の歴史と社会は、世界でも有数の厚い精神的基盤を誇ります。
「いつか必ず、本来の実力を発揮できる社会へと復活できるに違いない」
心の底からそう信じて、私は日々の活動に取り組んでいます。

とはいえ、精神論だけでは、その場限りのカラ元気に終わってしまいます。
ですからいつも新しい知識の獲得と手法作りに腐心しているところです。
それらをわかりやすく整理して、教育現場の皆様に提供していきたい。
そのように考えている次第です。

国の将来として、私が今、最も心配しているのはキャリア教育。
目先のメソッドやノウハウに振り回されている学校が少なくないためです。
「キャリア」そのものを正しく理解できていない・・・そんな学校が目立つように感じています。

◇◇◇

ここで一つ質問をお届けしましょう。
「キャリアとは何ですか?」

多くの学校で、多くの先生方が、次のような解釈をされています。
「キャリアとは、職業・職歴のことである」
こうした解釈では、ご自身のキャリア開発も危ないのでは、と思います。

おそらく・・・
▽定年退職後は「再任用」で職をつなぎ、
▽年金支給前に契約が終わり、
▽その時初めて、後悔する。

キャリア開発を「職業・職歴開発」と捉えていたことを後悔するのです。

キャリア教育とは、メソッドやノウハウを並べ立てることではありません。
自分自身のキャリア開発を確実化できていなければ・・・
すべてが机上の空論と化してしまいます。

自分のキャリアを開発できないのに、キャリア教育を確実化できますか?

もしそう聞かれてしまったら・・・
どのような回答を用意しておけるでしょうか。
これはなかなか悩ましい問題ではないかと私は思います。

◇◇◇

「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。
 話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば、人は育たず。
 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
(山本五十六)

この「やってみせ」がなくては、キャリア教育は本質に迫れません。
子どもたちが本気であなたを信じるための素材を提供できないからです。

・会社経営者に講演をしてもらう
・いくつかの職場を見学させてみる
・自己把握のワークに取り組ませる

これらは決して無意味ではありませんが、十分な施策とも言えません。
例えばの話・・・
これら3つを実践すれば、あなた自身も転職できると確信できますか?

まだ社会のイロハすら理解できていない青少年のこと。
大人の自分が転職できる確信さえ持てない施策。
それではとても十分とは言えないはずです。

キャリア教育の指導者に求められる最低限の指導力とは?
☆職業理解力
☆キャリア開発力
☆自己把握力
☆自己PR力
☆ライフプランニング力

この5つが不足しているとすれば・・・
「やってみせ」の要素は作り出せないことになりますね。

学校の先生は、職業理解力・キャリア開発力・自己PR力が不安です。
なぜなら、今までこうした要素を学べる機会が得られなかったからです。
大学の教職課程では、教育以外の力を付けることができませんからね。

◇◇◇

こちらの「シラバス」を俯瞰してみてください。
https://www.nfeti.com/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%95%99%E8%82%B2/
あなたはすべての知識と対策を手に入れてありますか?

記載されている要素はすべて、ご自分の未来づくりにも不可欠なもの。
一つでも欠けていれば、あなた自身のキャリア開発が危うくなります。
それらを手に入れて初めて、あなたのキャリア教育は説得力を獲得します。

あなた自身が子どもたちの前で夢を堂々と語れるようになること。

この講座で私が実現したいのは、「あなたご自身の明るい未来づくり」。
手に入れた力を駆使してキャリア教育を推進してください。

そして、子どもたちの夢を力強くサポートしてほしいと願っています。
かつての力ある日本の姿を実現することにつながると信じます。

<キャリア教育『指導力』養成講座> 全5回 8月開講
https://www.nfeti.com/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%95%99%E8%82%B2/


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