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建築家としてスタッフの育成の為にできること

昨日は、アップサイクル 愛媛の打ち合わせで共栄木材さんに伺いました。
今進めている、ランバーカバーのストーリーのお話を伺うことが出来て、アップサイクル 愛媛のストーリーが見えてきました。これからの進展が楽しみすぎる上田です。

今日は、建築家としてスタッフの育成の為にできることについて書こうと思います。どちらかというと業務連絡です。

僕自身。あまり偉そうなことは言えませんが、会社のクリエイティビティをどうしたら高められるかを良く考えています。

企画、デザイン、広報戦略などいろんな立場で、いろんな意見が出ていますが、実際世の中の流れをみながら、高いクリエイションをアウトプットしようとしていることは少ないですね。

今のスタッフは、営業、事務、設計、工務のレベルはかなり高い人材が集まっているので、アウトプットのレベルも期待しています。

そう、通常業務のレベルはみんな高いのです。だけど、新しいものを生み出す為の知識やスキル、行動力をつけて欲しいといつも話ています。もしくは遠慮しているのかもしれませんが、「こんなことしたいのです」という話がをもっと聞きたいですね。

設計スタッフの中には、一級建築士になって、もっと良い建築をお客さんに提供したいとか、そんな話は良く聞きますが、それは概念的な目標であって、もちろん達成してもらいたいのですが、通常の実務の段階でもできることはたくさんあって、こんなデザインどうですか?とか、ディテールを考えて空間の質をあげるような提案をしてもらいたいものです。

おそらく、 僕の指示をまっているのだと思いますが、その辺を僕が決めていては、いつまで経っても会社は良くなりませんし、言わなくても高いレベルの建築空間が出来ていることが理想です。

そこで、スタッフのクリエイションを高める為に、やらないといけないことについて考えてみました。

・良い建築、良いデザイン(プロダクト、グラフィックなど)を見せる
良いデザインを見てそこから学ぶもの、仕事にいかせるものはたくさんあります。良い建築、良いデザインから得た気づきは、早く作りたい!!とワクワクして次の日からの仕事のモチベーションも上がります。
建築の仕事は、建築を作ることだけではなく、それ以前にプレゼン資料も作るのですから、その資料のデザインも良いものである必要がありますよね。
多様なデザインを見ることで、学べるところはたくさんあります。

・仕事を任せる部分を増やす
やはり、デザインをする部分の仕事もどんどん任せて、学んだことを実践できる場を作っていこうと思います。

・デザインの考え方を学んでもらう
社内で定期的にやっているデザイン勉強会を続けていってデザイン脳を作っていく。

・社外体験、社外交流を増やす
社内での体験だけでは、まさに井の中の蛙なので、どんどん社外で実際の建築やデザインに触れたり、様々な人と会って刺激や気づきを得るような場を作っていくのと同時に自ら行動できる環境も整えていこうと思います。


スタッフ全員で良いアウトプットができるように、これからどんどん進めていこうと思います。


ということで、今日も学びの多い一日でありますように!!



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