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[322]「みんな」って?

〈前回のおさらい〉

主語を「あなた」にすると愚痴になり、
主語を「わたし」にすると意見になります。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今日のテーマは
「みんな」
です。

今日、地場の会社の社長のお話を
お伺いする機会に恵まれました。

その中で特に印象深かったお話がありましたので
シェアさせていただきますね。

その社長は、20代で起業して以来
苦労をしながらもここまで会社を引っ張って来られました。

学生時代に訪れた海外の様子が
その後の人生に大きく影響したということでした。

その社長曰く、

「事前に基本的な情報を取るには取るが
それだけを頼りにはしない。

最後はこの目でそのものを見たり
その場所に行ったり
その人に会ったりして
自分で確認して、感じたものを信じる。

たとえば、誰かのことを悪く言う人がいるとして
本当に悪いかどうかは、その人の主観によるもの。

その人にとっては悪い人なのかもしれないが
私にとっては良い人なのかもしれない。

また、みんながそう言っているとはよく聞くが
みんなって何人が言っているのか。

全員がそう言っているのか。

だから、人の言うことを信じる・信じない
ということではなくて
自分はどう感じ、どう考え、どう決めるのか。

それがとても大切なこと」

本当にそうですね、とても腹落ちしました。

人の意見は聞いた方がいいとは思いますが
最後は自分で決めるというスタンスがとても素敵ですね。

大切なことは自分で決める時に
自分で判断する材料が必要だいうことですよね。

また、みんなとは?

みんながそう言うからそうなのか?

みんなとは誰のことで、何人の人がそう言っているのか。

という視点も、自分で判断する材料になり得ます。

たとえば、子どもからこう言われたら、
あなたはどう動きますか?

「ねえねえ、スマホ買ってよー!

クラスのみんなが持ってるんだよー!

持っていないのボクだけなんだから!

仲間外れにされちゃうよ!」

「そうなんだ。

みんなが持っているんだねー。

本当にクラスのみんなが持っていて
持っていないのはあなただけなの?

みんなから、
持っていないと仲間外れにするって
本当に言われているの?」

一見すると意地悪に聞こえるかもしれませんが
子どもに自分の意見を持つ上でも
大切なことなのです。

本当に欲しいのであれば
みんなが持っているから、
という理由ではなくて
欲しい理由を自分で考えて
自分で決めて
それを言葉にする
ということが「教育」になってくるのでは
ないでしょうか。

前述の社長の話を聞いて
そう思いました。

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