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10月3日(月)入院

10月3日(月)
朝7時に起床。トイレに立ったついでに、そのまま入院するための身支度を〇〇に手伝ってもらいながら整えた。一旦横になろうとすると、横になる時と立ち上がる時とで2回分の激痛に耐えなければならない。それはいやだった。
一日ぶりに外に出た。晴天。世の中はすでに動き出していた。僕の中の世の中は今日から何日間かは完全にストップするだろう。
〇〇がタクシーを拾ってくれた。赤十字病院まで約1,000円。入口で車イスに乗せてくれた。一昨日の救急の人が予約してくれていたみたいで、スムーズに整形外科まで進むことができた。
診察してくれた〇〇Dr.は
「これで入院させてくれなかったの!?」
と驚いていた。
右肩の鎖骨を粉砕骨折、右の肋骨を6本骨折(ろっ骨だけに)。幸いにも、頭は打っていたが右肩がクッションになったようで、頭の中は大丈夫なようだった。
今日から入院し、今週の木曜日の午後に鎖骨接続手術をする。そのまま経過観察し、早ければ10月15日に退院というスケジュールDr.に告げられた。
母が病院まで来てくれた。母の心配そうな顔を見るのが辛かった。僕は申し訳なさでいっぱいだった。
コロナ感染防止のため、完全面会謝絶だ。病棟の入口で母と〇〇と別れた。これからはしばらくは一人だ。車イスに乗っていたせいで、振り向くこともできなかった。

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