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[321]愚痴よりも意見を言おう

〈前回のおさらい〉

ボクの趣味でもある、
トレイルランニングの親子体験イベントを
地元の山で開催してきました。

子どもは走って転びましたが、
その体験で転ぶと痛いということ
転ばないように走ること
の2つを学びました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今回のテーマは
「自分とあなた」
です。

こんな会話をした、または聞いた事はありますか?

「あの人ってさあ、ズルいよねー」

「あの人が時間にルーズだから悪いんだ」

「あいつは、会っても挨拶一つせず、全く失礼だ」

そしてもう一方では・・・、

「私は、あの人と上手くやっていきたい」

「私は、あの人がもう少し時間を守るために、何ができるか考えたい」

「私は、あの人が機嫌が悪い時でも挨拶はしたいと思う」

いかがでしょうか。

何かお気づきになられたでしょうか。

そうです、その通りです!
(気付いていただいた、という体で)

前半の3つの会話は、
“あの人”、“あいつ”などなど、
全て「あなた」が主語になっています。

それに対して、

後半3つの会話は、
“私”が主語になっていますね。

この会話を読んで、または話してみて、
何か印象の違いを感じる事はありませんか。

分かりやすくするために、
逆の立場で考えてみましょう。

もし、あなたが、
主語が「あなた」または「私」で
聞いた時、その言葉に対して
どのような印象を待ちますか?

どのような印象をお持ちであっても、
それがあなたの感じたことなので、
正解も不正解もありません。

書いた人間が言うのもなんですが、
ボクはこう感じました。

主語が「あなた」の場合は愚痴、
主語が「わたし」の場合は意見。

そうなんです!

これは、良いことを言っているわけではない
という時に限りますが、
「あなた」、「あの人」、「この人」、「あいつ」、「こいつ」、「彼」、「彼女」など
つまり主語が「あなた」の場合、
相手のせいにしていたり、
相手を変えようとしていることが多い
と思うのです。

言い方を変えてみると、
相手に行動を委ねていたり、
何かを相手に期待しているということにも
なるのではないかなと思うのです。

それに対して
主語が「わたし」の場合は、
言葉に主体性が加わり、
自分はどう思うのか、
自分は何ができるのか
というように思考し
意見になります。

子どもに対して、何か言わなければならないと思った時も、これを意識するといいかもしれません。

「(あなたが)お手伝いしなさい!」

ではなく

「(わたしは)あなたがお手伝いしてくれるととても嬉しい」

と言うことで、お子さんは

「ああ、自分がお手伝いすると、お母さん(お父さん)は、喜んでくれるんだ」

というように、子どもがすすんでお手伝いしたい
と思えるきっかけになると思いますよ。


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