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[192]みんなちがって、みんないい

〈前回のおさらい〉

子どもの好き・嫌いをジャッジしない
ということをお伝えしました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜〜・〜・〜

今回のテーマは
「多様性」
です。

これからの世の中において
「相手の立場に立ってコミュニケーションすることである」
とおしゃっているのは、かつてNTTドコモでiモードを開発し
現在、株式会社ドワンゴの代表取締役の夏野剛さんです。

夏野さんは、「多様性に対する受容性」について
先ほどの言葉を述べられました。

また、多様性に対する受容性について
夏野さんは、
「色々な違いがあっても、気にせず、
その人がどういう考えを持っていて
どんな能力があって、
どんな意見を主張しているか
ということに興味を持つこと」(日経DUALより)
と述べられています。

ボクはこれらのお話を読んで、真っ先に
金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」という詩を思い出しました。

「みんなちがって、みんないい」
という一節でご存知の方も多いのではないでしょうか。

詳しくは検索してみてください。

この金子みすゞさんの詩に出てくる「私」と「小鳥」と「鈴」の
それぞれにいいところがあり、それはかけがえのないものである
ということが書かれています。

今、ボクはこのメルマガで子どものことをいろいろ書かせていただいてますが
自分自身に問いかけてみたいです。

「みんなちがって、みんないい、とは言うけれど
自分は本当にそう思ってる?」
と。

我が子は我が子。

人の子と比べることはせず、ありのままの我が子を認め
そして信じる。

親の自分自身がそうでなければ
子は自分自身を認めることはできないし、
自分を信じることはできないだろう。

ましてや他人のことを受け入れるなど
どうして言うことができるでしょうか。

ボクはそう思っています。

今、我が息子はいろいろな意味で人生の岐路に立っています。

すでに小中学校は卒業している、離れ離れで暮らす我が子です。

世の中が「ふつう」と呼ぶ道とは
少しだけ外れている所に立っています。

彼には、もともとなりたいものがありました。
今、その夢は持ち続けているかどうかは分かりませんが
もし、まだ何かしらの夢を持ち続けているのならば
親として、ボクがどのようなサポートができるか
それを考え続けています。

真っ直ぐな視点で、息子と、そして息子の夢と向き合うこと。

「多様性」とは良く言われることではありますが
それを受け入れるためには、
まず一番身近な存在である、
自分の子ども自身を認め信じることから始めたいですね。




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子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜

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