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年度初めの株式相場、これからどうなる?

おはようございます。

世界株はこの1〜3月期で9%上昇し、最高値を付けました。
中でもAIやフィンテック(金融系)株が堅調で、米国経済を下支えしています。

その米国株相場です。
4月1日は、金利が大きく上昇したことで、ダウ、SP500は反落しましたが、TSMC+4%など半導体は強く、ハイテク株は底堅くといった感じです。

先週末のPCEの結果から、インフレは高止まり傾向で、パウエル議長も29日に「利下げを急ぐ必要はない」と言う発言で、週明けの米金利は大きく上昇し、逆相関にある金ゴールドは急上昇しました。

殆どの市場参加者は年内3回の利下げを予想している中、FRBが1回利下げしただけで緩和打ち止めとなるリスクが浮上してくると、市場は落胆させられると思います。

米国株は4月相場は例年強いので、暴落のようなことは起きにくいですが、4月から5月にかけて暗雲が少し立ち込めてきたかもしれません。
少し注意する必要性有りかもです。


さて、翻って日本株です。
4月はまだ、上昇トレンド継続し、日米ともに株価が上がりやすい時期です。
まだ円安が続く間は、日本株の上昇トレンドが続くでしょう。

5日に控える雇用統計の事前予想では、労働需給が和らぐ見通しです。
利下げ期待が高まる見込みで、市場は発表前から織り込みへ向かうでしょう。
日本株における直近の上昇トレンドは、4月が最後になるかもしれません。
5月以降は米国の利下げ観測が強まり、相対的に日本株は不利になると言えます。
為替も円高へ向かえば、日本株の上昇は一服するでしょう。
日銀が次の利上げ検討へと向かえば、これまた株価には逆風です。
季節的にも、5月から秋までの日本株は調整しやすい時期だと言えそうです。

買い時のポイントを外さないことが重要です。

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