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【後編】少し不思議な旅先での体験〜運命の壺〜

皆さまコンバンハ、ひでみです。

今日は、少し不思議シリーズ前編中編の続きです。

今回で完結!

最後までどうぞお楽しみください。


〜後編〜


水瓶座満月の旅行にて、度々わたしの元に姿を表した月壺。

ホテルの壁の絵と、博物館の展示。

いつの間にやらこの壺との縁は深まり、大好きな工芸・美術品の中の一つになりました。

つい数日前まで全く無縁だった物事が、突然自分の人生に飛び込んでくることもあるもんです。

そして、そのような偶然とも運命とも言える出来事って、ほとんどが自分が意図していないとき、無意識下の時に訪れるような気がします。

旅する人は、そういうのが好きで旅をやってるんじゃ無いかなぁと思うほど。

海外って、言葉や文化含めて何もかもが違う環境。その情報弱者的な状況が、人の運命をより際立たせるというか、なんというか。

この運命の壺との出逢いは、そんなことを思い出させてくれた出来事でした。

博物館で実際に月壺を見た夜は、満月の影響なのか、体調不良で小学生並みの時間に就寝することになってしまったけど、翌朝起きると驚くほど身体が軽くなっていました。よかったよかった。

その調子で残りの日程をマイペースに過ごし、8月4日、いよいよ日本帰国の日がやってきました。

朝からスーパーマーケットで気になっていた調味料やお菓子を買い込んで、空港へ。

旅先のスーパーってワクワクしますよね

今回の韓国旅は往復共に金浦空港を利用。めちゃくちゃ空いていてびっくりしました。チェックインも荷物を預けるのも何もかも、全くと言っていいほど並ばずに通過。

最後までなかなか良い旅だったな〜と名残を惜しみながら、少し早いけど荷物検査を通って搭乗口付近まで行くことに。

人が異様に少なく、がらんとした空港の中を移動。

その時、私の目の前に現れたもの。

何だったと思います?

答えはもう一つしか無いのですが。



それは、特大の運命の壺。

ひとり旅を最後までワクワクさせてくれたね・・

ありがとう。またきっと会おう!


〜完〜 

満月壺|タルハンアリ

17世紀後半〜18世紀中頃まで朝鮮で流行した白磁
1950年代に、満月のような見た目から
タルハンアリ(満月壺)と名付けられた。

上下を別々で制作し、真ん中を繋いで作られる。
その痕跡のため完全な円形ではなく、
360度見る角度によって姿を変えるという
有機的な美しさを醸し出す。
用途については酒、醤油、穀物、儀式用と様々な
学説があるが、正確には確認されていない。

Koreana - Autumn 2014 (Japanese)

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