先週の木曜日あたりからTwitterでRIZINが凄いことになると漠然とした噂が飛び交っていた。

憶測として、他団体との提携が進んだ、対抗戦、キックトーナメントの話しなどいろいろな情報が飛び交っていた。

その後、RIZINの映像制作会社である佐藤映像が高級車を追走してるInstagramストーリーをアップしていたり、RIZIN広報笹原氏とメイウェザーが写っている映像があったりと多少の漏れがあったことで、余計に期待が膨らんだ。。

本日正午よりRIZINが記者会見を行うということでYoutubeライブでの中継を視聴。

記者会見場にはCygames presents RIZIN.14のロゴとTMTのロゴ入りパネルがあったのでメイウェザーが確定。

20年間王者だった生ける伝説フロイド・メイウェザーがRIZINと契約

フロイド・メイウェザー（以下メイウェザー）は、ボクシングで5階級を制覇し、一度も負けたことがないボクシング界の生ける伝説。

マニー・パッキャオとスーパーファイトをした相手と言えばボクシングに疎い人でも分かる人もいるかもしれない。メイウェザーは、一度引退したがマニー・パッキャオ戦で復帰、続いてUFCの悪童、コナー・マクレガーも撃破。9月に来日した際には「マニー・パッキャオとの試合を日本で行いたい」と語っていたので、日本で試合があるかもしれないと期待されていた。

RIZINとは複数試合契約

記者会見にONE EntertainmentのBrent A Johnson代表が登場し、RIZINとは長い付き合いになることを明言。ということは、大晦日のワンマッチ契約ではなく複数試合契約がされたと推測できる。

高額なファイトマネーはどうなるのか

メイウェザーのファイトマネーは超高額で1試合100億円以上を稼ぐ。

RIZINはどころか、お金があると言われているONE Championship、UFC、Bellator MMAでも単独での支払いは不可能だろう。

そのためフジテレビだけじゃなく、Cygamesの冠がついた大会なのだと思われるが、それでも全然足りない。RIZINがアメリカ向けにFITEでのPPVを販売しているが、この売上をメイウェザー側がもっていくこと、TMTブランドの販売サポートなどをするのだろうか。

榊原代表は過去最高金額の支払いと、Brent A Johnson代表からは問題ないことが明言されているので、一定の着地点を迎えたのだろう。

大晦日のメインイベントは、メイウェザー対那須川天心

対戦相手はRIZIN.13で堀口恭司にキックボクシングルールで勝った那須川天心（以下那須川）。RIZINの契約選手の中では体重差はあるものの一番期待が持てる。

お互いの印象を聞かれて

メイウェザーは那須川のことを「素晴らしいファイター」とコメント

那須川からは、「身長差はあるけど、パンチは当たると思う」とコメントしたら、メイウェザー陣営は爆笑していたのが印象的だ。

ルールは未定だが、真剣勝負になる模様

大晦日の試合に向け、まずはRIZINと契約したメイウェザー。対戦相手もOKで契約した模様だが、試合のルール、契約体重はこれから詰めるとのこと。

メイウェザーはボクシングスーパーウェルター級（-69.853kg）で試合をしており、那須川はRISEバンタム級（-57kg）で試合を行っている。メイウェザーは減量、那須川は増量ということになる。ボクシングスーパーウェルター級の下限が66kgなので、このあたりで契約体重が決まりそうな気がしている。

ボクシングルールだとしても通常のルールではなく、バックブロー有無などをどうするかなど詰めることがあるようだが、RIZINボクシング特別ルールか、RIZINキックボクシングルールで落ち着きそうだ。

スーパーファイトはアリーナバージョンで開催

那須川天心対堀口恭司でさいたまスーパーアリーナのアリーナバージョンを超満員（3万人近く動員）にしたRIZINですが、大晦日はスタジアムバージョン（4万人ほどの座席数）に変更かもしれないと早い段階から言われていました。

メイウェザーと那須川のスーパーファイトが決まったが変更なしとのこと。早めにチケットを購入しないと500レベルとか見切れ席になる可能性があるので、迷っているならチケットを抑えたほうがいいでしょう。

RIZINが一気に世界有数のプロモーションになった日だ。

※一方、ボクシングファンで昆虫マニアの香川さんはカレーを食べていた...